【佃煮の日】栄養の救世主

茶碗に盛ったご飯にかけられた海苔の佃煮。学校の給食でもお馴染みだった訳だから、また海苔の佃煮が欲しくなってきた。

皆さんこんにちは。夏の始まりを告げる6月の最終日も、いよいよ明日となりました。6月といえば、ジューンブライドなど、様々な嬉しい出来事があった訳ですが、本日の6月29日は「佃煮の日」です。

佃煮とは、醤油・みりん・砂糖などで甘辛く煮付けた食べ物で、現在では全国各地に佃煮の産地があります。昆布や海老、金時豆、ワカサギなど、様々な種類がありますが、中でも印象深いのは、「海苔の佃煮」です。海苔の佃煮とは、おにぎりやラーメン等によく使われる海苔と佃煮が出会った種類で、お子様からお年寄りの方まで幅広く愛されている食べ物です。現在ではお徳用パックが発売されたり、CMが放送された他、学校の給食にも出るなど、海苔の佃煮の人気はとても高く、かつて学校時代に給食で海苔の佃煮をご飯にかけた思い出も印象深いです。きっと、この記事を閲覧してくださっている読者の方々は勿論、大人になって新しい人生の扉をノックした方々の心にも海苔の佃煮の思い出は深く刻まれているのかもしれません。

そして次に「佃煮の日」の原点についてご紹介いたします。日付は、佃煮の発祥の地である東京・佃島(中央区佃)の守り神である住吉神社が創建されたのが1646年(正保3年)6月29日である事からで、魚介類・昆布・豆・牛肉など種類も多く、不足しがちな栄養素も豊富な佃煮をもっとPRする事が目的です。記念日は2004年(平成16年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録され、東京都台東区東上野に事務局を置き、佃煮を扱う全国調理食品工業協同組合が制定しました。ちなみに佃煮の名前は、江戸時代に佃島で作り始めた事に由来し、1582年(天正10年)6月2日に京都で起きた「本能寺の変」がきっかけで佃煮が生まれたとされております。その為、6月2日は「甘露煮の日」となっており、佃島で作られた佃煮は、参勤交代に訪れる大名達により江戸名物の土産物として全国に広まっていきました。

佃煮はおつまみやご飯にも最適ですし、栄養不足の解消となる救世主でもあります。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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