皆さんこんにちは。7月3日は「波の日」です。波に関連するものは沢山ありますが、中でもベストマッチなのはサーフィンです。そこでサーフィンについてご紹介したいと思います。
サーフィンとは、波乗りとも呼ばれるウォータースポーツの一つで、男女達にとっての夏のロマンでもあるドラマです。サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走します。サーフィンの起源につきましては、少なくとも西暦400年頃にはサーフィンの原形のようなものが存在していたと考えられていますが、はっきりとは分かっていません。南太平洋の島々に暮らし、航海術に優れた古代ポリネシア人が、漁の帰りにボートを用いて波に乗る術(サーフィング)を知り、そこから木製の板に乗る様になった、というのが最も有力な説とされております。ポリネシアの海洋文化研究やホクレアの建造などの仕事で知られる人の研究によりますと、サーフィンは広くポリネシア全域に普及しており、東はイースター島、西はニューギニア、北はハワイ、南はニュージーランドに及んでいたとの事です。古代ポリネシア民族につきましては、決闘した勇者達の話や、山の部族に嫁いだ為にサーフィンが出来ずに悲しんだ女性の話など、様々な話が伝わっている他、サーフィンは古代ポリネシア民族の儀式にまで登場するなど、この文化の中心的存在にまで上り詰めていきました。ハワイの大王様もサーフィンを嗜んでいたと言われております。
現在ではサーフィンの大会が開かれる機会が多くなりましたが、波が無いとサーフィンそのものは出来ない為、大会の開催日程に特徴があります。ある程度大きな波がコンスタントにあるサーフスポットで大会を開催する場合は、事前に開催日が決まっている事が多いです。更に、適した波がある日を選ぶ目的や悪天候の場合を想定して、1日から数日程度の予備日を設ける場合もあります。また、先日の6月30日水曜日に宮崎県内の小学校では初めてサーフィンを取り入れた体育の授業に臨んだり、オリンピックの競技にも選ばれるなど、サーフィンの事を少しずつ知る機会が一層多くなり、嬉しいニュースも少なくありません。
そして次に「波の日」の原点についてご紹介いたします。日付は「な(7)み(3)」(波)と読む語呂合わせからで、海やサーフィンに対してもっと関心を持ってもらう事が目的です。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録され、東京都渋谷区猿楽町に本社を置く株式会社サイバードが制定しました。同社は、海に向き合うスポーツ・サーフィンの魅力を知る事が出来るサーフィン&波情報サイト「なみある?」を運営しているモバイルコンテンツ企業でもあります。1999年(平成11年)、NTTドコモ携帯電話サービス「iモード」の開始と共に日本初のモバイル波情報サイトとして「なみある?」が誕生しました。ちなみに「なみある?」は、現在も多くのサーファーに支持される老舗サイトです。