皆さんこんにちは。7月11日は「ロコモコ開きの日」がありました。今回はロコモコについてご紹介したいと思います。
ロコモコとは、ご飯の上にキャベツ、目玉焼き、ハンバーグをトッピングしたハワイの象徴でもあるグルメです。ハワイのみならず、日本でもハワイアンレストランが展開されており、ロコモコも国を越えた様々な人達に愛されています。日本ではお寿司、ハワイではロコモコ、インドではカレー、中国では中華料理、タイではガパオ、ロシアではピロシキ、イタリアではピザなど、国によっては各々象徴が異なる食べ物がありますが、それらはお互いに国を越えてシェアされるなど、お互いを理解し合うという伝統にもなるのです。また、ネットにもロコモコの作り方などが掲載されていますので、もし機会がありましたらロコモコを作ってみてはいかがでしょうか。料理を少しずつラーニングしていく為の一環になるかもしれません。
そして次に「ロコモコ開きの日」の原点についてご紹介いたします。日付は「夏(7)のいい(11)日」と読む語呂合わせからで、記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録され、ハワイの総合ポータルサイトの運営を行い、レストランやイベントなどの情報を提供するハワイ州観光局が制定しました。暑い日本の夏を乗り切る為に、疲労回復・スタミナアップに役立つハワイの料理「ロコモコ」を、この日をきっかけにより多くの人に食べてもらう事が目的です。一方でロコモコのルーツは完全には明らかになっていませんが、一説には、1949年(昭和24年)にハワイ島のヒロでリンカーングリルという小さなレストランを営んでいた日系2世のナンシー・イノウエによって発案されたという説があり、もとは学生向けの安価なファーストフードであったのです。「loco」とはスペイン語でイカレた奴、またはlocal(地元)との掛詞で、このレストランの常連の高校生の一人のあだ名が「クレージー」であった為、同じグループのスペイン語を学んでいたメンバーが「loco」という語を付けたとも言われています。また、「moko」にはハワイ語で入り乱れる、混ざるという意味がありますが、この料理名への関連は薄く、単に語呂が良かったので定着したと考えられております。