皆さんこんにちは。今回は「十人十色」についてご紹介いたします。
「十人十色」とは、一人一人違う種を表す言葉です。勿論、過去から貫いてきた趣味や特技も、そして新しく始めたそれも一人一人違います。他の人には絶対真似出来ない事が誰にでも必ずあり、他の人達と手を繋ぎたいという想いは誰にでもあるのです。この中で誰が一番だなんて争ったり、自分自身と他の人達を比較してしまう事もありますが、そういった試練を乗り越えながら、一人一人が少しずつ手を繋ぎ、「十人十色」にも少しずつ近づいていけます。お花屋さんでは、困ったように笑いながらずっと迷っている人がご来店し、「頑張って咲いた花はどれも綺麗だ」と様々な色、様々な種類の花に感動します。店から出てきたその人は、嬉しそうな笑顔を浮かべ、色とりどりの花束を抱えて「明日からも頑張ろう」と前向きになりました。名前までは知らなかったけれど、誰も気付かないような場所で花のように咲きました。小さい花や大きな花には一つとして同じものはありません。だからこそ、少しずつ「繋がっていく」事で、「十人十色」という花びらになっていきます。その花びらが誕生した時、「十人十色」の本当の価値が初めて理解出来るのです。