【△】31話『≪あの時≫は無駄じゃなかったよ 』

〔1〕

トゥイルの災来により【五角形の世界/器の倉庫】は半壊。

足場は瓦礫となり中心部に捕らえられた『■-モーフォス』は倉庫から落ち地に残る

これらの状況を作ったトゥイルは『キナミ』と『CORPSE/シカバネ』へ声を投げかけた。

トゥイル「こっちの計画は順調だぜェ!テメェらもさっさとブッ壊してやるから覚悟しとけよ」

〔2〕

▲-キナミ「し、シカバネ…。」

CORPSE「キナミは心配性だね、アイツは《命》を壊せる事に喜びを持つだけ聞く耳は必要ないよ、それに」

キナミ「それに・・・?」

CORPSE「キミは此処から脱出する、ただその目的の為にボクらは前へ進むんだ」

〔3〕

トゥイルの言葉を避け退ける様に【四角の世界】へ向かい上へ登っていく

シカバネは口を開く。

CORPSEアイツやボクを含めた屍は計画のもとに動く…でも彼らに背いたボクのおかげで本来行うべき一部計画をトゥイルが一身に背負って、そして今行われている。」

キナミ「…こんな状況で聞く事は変かもしれないけど、計画はどれぐらい進んでいるの?」

CORPSE「別に変じゃないさ。ボクが本来やるべき事はあと一つ残っていてトゥイルからしてみれば順調だけど計画だけ見れば《やっと5%》というところ。アイツは堕落者だから自覚なんてしていないよ。」

キナミ「倉庫も此処に居た人達も壊されてトゥイルは俺たちの所に向かってきてるのに5%…。」

〔4〕

シカバネはキナミの言葉に頷いた

CORPSE「そう≪5%≫この計画はTriangleを太陽を破壊する力が必要…でもその力を使うには容量が無いこの状況の中で【五角形の世界の崩壊】と【その場所に居る人たちの破壊】今トゥイルがやったのは≪容量削減の5%≫だ。」

すると《バチッ》と鳴るとCORPSEの頭部近くで黒い丸が現れた、彼はキナミへこれからの行動を告げる。

〔5〕

キナミ「…その球体は?」

CORPSE「これはボクの一部、もう既に幾つかこの倉庫に散りばめてある。」

キナミ「トゥイルを錯乱する為に散りばめたの?」

CORPSE「いやこれはボクの準備だね。」 キナミ「準備?」

CORPSE「もう少しすれば倉庫の頂上に【四角の世界】へ飛べる【サイトまたはページ】が置かれてある、キナミは2号の棘で触れて四角の世界へ先に向かうんだ。そしてボクは【〇の世界】を経由しないと四角の世界へ行けないんだ。」

〔6〕

キナミ「そっか屍たちは経由が必要だから俺が飛べたのを確認してから直ぐ向かえる様にシカバネは球体を移動させているんだね。」

CORPSE「そういう事、一部でも触れられていれば直ぐに飛べるからね。」

キナミ「・・・わかった。なら一刻も早く頂上に向かおう!」

CORPSE「ありがとう、飲み込みも早くてとても助かるよ。」

〔7〕〔8〕

上層に居る2人をさしおきその一方

倉庫の下層にて倉庫の壁に自身の剣を押し付けるトゥイルの姿

《ガガガガガガ・・・》

足元にも深く切り付けグラつくほど不安定にした上で爆破寸前にも近い残骸を身の周りに配置した。

トゥイル「さァて、さっさと片付けちまうとするか…こっちも時間は無限じゃねェんだ。」

〔9〕

場面は戻り2人はついに頂上の部屋に辿り着こうとしていた。

CORPSE「四角の世界にまで行けばキミは顔見知りな四角の人たちと会えるし情報共有も今よりスムーズに出来るハズだ…でも油断は禁物だよ。屍はボク/トゥイル/モーフォスの他にあと1体居るからね、あの子は厄介だから。」

キナミあの子?って、もしかしてミオイさんの部屋に攻め込んできた三角型の屍』のことかい?」

CORPSE「うん。まだボクが〇の殻に閉じこもってた時の子…結局2号や3号には正体がバレてたんだけどね。」

キナミ「そういえば3号は俺を必死に止めてたんだっけ…」

CORPSE「仮にボクは3号に潰されていたら底に投げ出されサクアキの協力があっても≪トゥイルに仕留められていたかもしれない≫って考えると≪キナミの意志≫大きな分岐点になっていたんだね。」

〔10〕

キナミ「俺の意志…。」

CORPSE「身一つの決断で人も機械もどんな出来事も動き傾く、人が人なら世界だって変わる」

キナミ「随分と大きな話に広がってきたなぁ…。」

CORPSE「こんな状況が悪い中で言われても格言にも満たないけど後悔があっても前を見続ける事にボクは意味があると思うかな。」

キナミ今のシカバネみたいだ。」CORPSE「キミのことだよ、キナミ

トゥイル「何とも余裕の見えるイイ話って奴だな、それはそうとオレも混ぜてほしいモノだ」

《バキッ》と大きな亀裂を入れた事で大規模の爆発を利用し足場を多くの瓦礫にし持ち上げ一直線に登ってきた化物の姿、彼は下層から上層へ2人を追い掛け睨みつける化物だ。

トゥイル「オレを煩わさせんじゃねェ!さっさとクタバレこのクソガキがァ!!!」

〔11〕

怒号を送るトゥイルの目の前には2人の姿は見当たらず先に部屋へと向かったことで、彼は倉庫の通路に置いてきぼりにされ CORPSEの一部分は扉を通過する。

CORPSE「キナミ!アレだよ四角の世界へ行けるサイトは!」

キナミ「アレに触れれば良いんだよね!!」

トゥイルは残骸の爆発の勢いが足りず自身の身体を持ち上がりきれておらず少しのロスを食らう、頂上の部屋に踏み込めたキナミは【四角の世界】へ飛ぶ【サイト】を見つけ今すぐにでも向かおうとする。

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〚〚 31話が終わり、32話に続く 〛〛

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RROD/HRM

自己流の挨拶で〖おはばんちは〗RROD/HRMと申します。 小学生の頃に描いていた物語をリメイクし世界観を広げて沢山のキャラと本編創作である《崩神の世界》を描きながら活動しています、大まかに登場人物と別視点での物語を描いています。 YouTubeやTwitterでも作っているので気になった方はそちらもどうぞ~ 又、こちらでは本編とは世界観の違う《さんかく》という物語を作っていく予定ですので 宜しくお願い致します。 季節や行事に沿ったイラストも稀にですが描いていこうと思っております。

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