皆さんこんにちは。本日7月19日は「マドレーヌの日」です。今回はマドレーヌについてご紹介したいと思います。
マドレーヌ(仏:madeleine)とは、お菓子の国としても知られるフランス発祥の焼き菓子の一つで、バターを多く使用して作られるのが特徴です。無塩バター、バターと同量の小麦粉、卵、砂糖、ベーキングパウダー、お好みによりアーモンドパウダー、バニラエッセンスなどの香料、ブランデーを入れて、良く混ぜ合わせ、オーブンで焼き上げます。また、レモンの皮としぼり汁を加える事もあります。日本全国では、駅構内などにマドレーヌ専門店が展開されている他、マドレーヌを取り扱う喫茶店も展開されたり、学校によっては調理実習でマドレーヌを作る場所もあるなど、それだけマドレーヌは世界中でも愛されているのです。
そして次に「マドレーヌの日」の原点についてご紹介いたします。長野県南佐久郡小海町に本社を置く有限会社「高原のパンやさん」が制定し、日付は、同店では小海町の町名にちなみ、国民の祝日「海の日」(7月第3月曜日)に貝の形をした日本一大きなマドレーヌ「小海の玉手箱」を製造・販売している事に由来します。家族でこのマドレーヌを食べて、健康で笑顔になってもらいたいとの願いが込められており、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。小海町は自然豊かな場所であり、同店では高原のおいしい空気と水から無添加パンを手作りしている他、天然酵母を使い長時間かけて作られる体に優しい安心・安全なパンの聖地でもあるのです。また、最近ではオンラインショップによるパンの販売が増えてきました。
そもそも「マドレーヌ」の名前の由来につきましては諸説がありますが、初めて作った女性の名前にちなむという点では共通しているのです。マドレーヌは貝殻の形をしたものが殆どですが、これはホタテの貝殻を使って作った事に由来する説があります。