【世界ゾウの日】命芽吹く象牙

動物園に展示されているゾウと、海外の草原に象牙を芽吹かせるアフリカゾウ。どの命も尊く、その価値は金銀銅、果てはプラチナより計り知れない程高い。だからこそ、密猟や駆除はよくない。

皆さんこんにちは。夏の終盤ともいえる8月も中旬に入りましたね。8月中旬になったという事は、夏の終わりまであと数週間程度を切った事を意味していますが、今月下旬に東京パラリンピックの開催を控えるなど、まだまだ夏のイベントは終わりません。一方で本日8月12日は「世界ゾウの日」です。今回はゾウについてご紹介したいと思います。

ゾウは、哺乳網ゾウ目ゾウ科の総称で、大自然に生きる大きな動物です。そのインパクトと体の大きさ、可愛らしさなどから、動物園に展示される事があり、アニメのキャラクターのモデルにもなったり、幼稚園のイメージキャラクターや幼児・子供向け歌番組のマスコットキャラクターにも選ばれる程の人気を博しています。ゾウにはアジアゾウやアフリカゾウ、マルミミゾウといった2属3種が現生し、これらは現生最強の陸生哺乳類であり、他に絶滅したマンモスやナウマンゾウなどを含みます。ちなみにマンモスにつきましては、特撮作品のロボットや海獣、マスコットキャラクターのモデルにもなったり、ある漫画やそれを題材としたアニメのキャラクターのモデルにもなっています。

続きまして「世界ゾウの日」の原点についてご紹介いたします。カナダの映画監督で象擁護者の方と、タイに本部を置き、ゾウを保護する慈善団体「Elephant Reintroduction Foundation」が2012年(平成24年)に制定しました。ちなみに英語表記は「World Elephant Day」です。象牙などの密猟や生存環境の変化によって、絶滅の危機にあるゾウへの関心を深め、その保護について考える事が目的で、この日を中心にアフリカ・アジアのゾウの保護の為に、世界中で啓蒙活動が行われています。アフリカゾウとアジアゾウは現在もその数が減少しており、欧州各国がアフリカを植民地にする前には、およそ2000万頭ものアフリカゾウがいたとみられており、それが植民地化の過程で激減し、1970年頃には100万頭程になり、その後も大規模な密猟が続き、2016年には35万頭にまで減ったとされています。ハンターによるゾウ達の駆除や密猟などが後を絶ちません。ゾウや沢山の動物達にも生きたいという想いはあるし、生きる居場所も必ずあるのです。

8月下旬が正真正銘の夏のラストスパートですが、健康に気を付けながら元気に頑張っていきましょう。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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