皆さんこんにちは。本日8月17日は「パイナップルの日」です。今回はパイナップルについてご紹介したいと思います。
パイナップルとは、熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草です。国によっては呼び名が異なり、台湾では「鳳梨(ほうり、オンライ、フォンリー)」と表記される他、中国や香港では「菠籮(はら、ポーロ)」と呼称されたり、植物名としてアナナスと呼ぶ事もあり、果実や可食部のみパイナップルと呼んで呼称する事もあります。ちなみに「パイナップル(pineapple)」という名前は、本来は松(pine)の果実(apple)、すなわち「松かさ」(松ぼっくり)を指し、これが18世紀頃に、似た外見を持つ本種の果実に転用され今に至ります。尚、沖縄県や奄美群島の海岸付近にも自生するアダンは似た外観の果実が木からぶら下がるように成りますが、果肉はスカスカで渋みがあり、種の仁しか食用にはなりません。現在はパイナップルだけでなく、ジュースや缶詰、アイスクリーム、パフェ、フラペチーノ、ハンバーグのトッピングにも起用されるなど、スーパーやファミレスなどの至る場所でも人気を誇っております。一方でドールのパイナップルはフィリピンのミンダナオ島で生産されており、南国育ちのドールのパイナップルは、ジューシーで甘味と酸味のバランスが絶妙です。すぐに食べられるようになったカットパインも人気があり、パイナップルはバナナ・メロンなどと違い収穫後に時間をおいても熟せず、その為、買った後は出来るだけ早めに食べるのがベストです。
続きまして、「パイナップルの日」の原点についてご紹介いたします。東京都千代田区三番町に本社を置き、トロピカルフルーツのパイナップルのリーディングカンパニーである株式会社ドールが制定し、「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」と読む語呂合わせの日付が原点です。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。