皆さんこんにちは。先日の8月9日は「野球の日」がありました。そこで今回は甲子園についてご紹介したいと思います。
甲子園とは、全国の高校球児達が一堂に会する一大イベントで、青春を表現した野球の大会です。ただ甲子園に出る事を夢として掲げている訳ではなく、歴史に残る戦いの為、母校の名誉の為、家族の為、そして仲間の為に一人一人が日々練習を積み重ねているのです。そういった毎日の厳しい練習に励んでいく中で、野球部一同それぞれがお互いを理解していき、大志を胸にピッチング、バッティングといったポジション練習にも励みます。毎年球場では甲子園が行われ、感動と歓喜が待ち受ける試合を全国の高校野球部一同が戦い抜きますが、惜しくも去年は新型コロナの影響もあり、甲子園の休止という暗い知らせによって、球児達および当時最後の甲子園を控えていた筈の先輩達の夢は無情にも砕け散ってしまいました。それでも尚最後の甲子園という夢を果たせなかった先輩達の想いを背負い、後輩達は数々の試練を死に物狂いで乗り越えていき、絶対に折れたりしない「絆」を強調していきます。「絆」というものは何よりの財産であり、その価値は金銀銅、クリスタル、果てはプラチナを上回る程の計り知れないパワーを誇ります。例え現金が何円あったとしても、クレジットカードの残高がいくらあったとしても、「絆」は絶対に購入出来ず、お金には換えられません。
今年は無観客という形での甲子園となりましたが、決戦を告げるサイレンが鳴り響く会場で、全国の高校球児達は歴史に残る戦いに赴きました。泣いても笑っても、この一大イベントが、決戦の夏です。