こんにちは!Pink Sugar♡です。 以前の記事では「ソフトパステル」を記事として制作、紹介、あわよくば布教という形にしていたのですが、いかがだったでしょうか?(ソフトパステルの記事➡https://no-value.jp/illustration/163444/)
今回は、ソフトパステルとはまた変わったパステル、その名も「オイルパステル」の方を紹介しようと思います
それでは、今回もよろしくお願いします!
オイルパステルとは?
オイルパステルとは、言ってしまえば「クレヨンより柔らかい、棒状のパステル」です。
ソフトパステルとは違い、油分を多く含んでいるため、油絵のような印象的な絵が描けます。
少し粘り気があってよく伸びます。手の温度や外気温などにより、グラデーションがしやすくなったりする画材です。
しかし、ここで一つ疑問が浮かびます。
クレヨンとどう違うのだろう?ということです
実は、クレヨンもオイルパステルの仲間なのです。サクラクレパス、と言うのを聞いたことがありませんか?

サクラクレパスは、クレヨンの「クレ」とパステルの「パス」を組み合わせて、使いやすく、かつ良いところをそのまま残して作られた画材なのです。なので、サクラクレパスという商品が1925年代につくられました。
丁度その時代、学童の想像力を高めるための運動があったらしく、その学童用品に選ばれた、という話もあります。
なので、クレパスと言うのは「商用登録」の名前であるため、実際には「オイルパステル」である ということです。
いかがでしょうか?小さいころにはすでにオイルパステルを触っていた、という事なのです!
ちなみに、クレヨンとはどう違うのかと言いますと…
・クレヨンはワックス非量が多いため硬めであり、線画などの描写に向いている
・オイルパステルは油分が多く柔らかいため、重ね塗りや混色に向いている
ということになります。どちらも併用できるとまた新しい表現が見つかるのかもしれません
描く前の準備
少しどんなものなのか情報が入ったと思うので、ここからは道具や描き方について詳しくお話していこうと思います。
オイルパステルを始める際にあると便利な道具はコチラ↓
・紙
(画用紙でもよいが、色紙にも描くことができる。コピー用紙などのつるつるした紙でもよい。要は自分のさじ加減ではあるが、でこぼこが少しあると雰囲気が出て〇)
・ティッシュ
(汚れが付いた指や、混色していて他の色が付いたオイルパステルの掃除に使います。ウェットティッシュでもかまいません)
・綿棒、竹串
(こちらは後程紹介する技法などで使用します。綿棒はなるべく硬めのやつだと、使いやすいです)
・パレットナイフ
(こちらもあれば、表現の幅が広がるものです。必ずないといけない!というわけではないので、ないならないでそのまま描いていきましょう)
・オイルパステル
(サクラクレパスでも、ネットや画材店で買ったものでも構いません。自分が欲しいなーと思ったものを使用しましょう)
・定着スプレー
(ソフトパステルと同様に画面が汚れやすいです。重ね塗りをしてまた広がりを持たせたいことも出てくるので、重ね塗り用スプレーと、完成後用のスプレーがあると便利です)
以上のものがあれば大体は描いていけるので、あとはトライ&エラーを繰り返していきましょう。
実際に描いてみよう!
ここからはいつもの技法紹介になります。今回もどんどん紹介していきますよ!
➀グラデーション
オイルパステルで塗った後、指やティッシュ、綿棒などで紙の隙間を埋めつつ、色の境目をなくすように馴染ませて、美しい色の表情を作っていく技法です。
オイルパステルは、温度によってグラデーションがしやすくなったりします。
油汚れを落とすとき、お湯で少し油を浮かせてから洗ったりしませんか? あれと同じなのです。
つまり、オイルパステルに含まれる油分が溶けてくるため、グラデーションが綺麗になる。 というわけです

また、ティッシュでグラデーションを行うと余分な色味が取れるため色が少しだけ薄く見えて新鮮ながらもフラットで良い感じですし、細かいところまで塗りたい!グラデーションがしたい!というのであれば綿棒を使いましょう。

②点描をうつ
点描と言うのは、その名の通りただひたすらに点々をうっていく技法です。
根気のいる作業になりますが、この点々がうてると、また格段にオイルパステル画の深みを持たせることができます

③けずる
その名の通り、描いた場所をけずって表現するやり方です。「スクラッチ技法」とも言います。
わたしはこの技法を幼稚園の時にやったことがあり、先に自由に塗った後黒で塗りつぶして、引っかいたりけずったりして花や蝶を描いたような気がします。 たぶん。

④白をつかって伸ばす
白を使って色をのせると淡い色合いになります。ですが伸ばしにくい色も、白を使えばもっと伸ばすことができるのです。
元の色を淡くしてもいいし、白を使ったあと伸ばしたい色をのせて伸ばしてもいい。
上手く扱えればまた表現力が広がります

⑤盛り上げる
この技法は、オイルパステルのなかでも特に柔らかいタイプでないと難しいと思います。
サクラクレパスでも試してみたのですが、チョコレートを刻んだかのような崩れ方をしてしまい、盛り上げることができなかった為です。
盛り上げる、と言うのは、オイルパステルというより油絵の技法に近いものだと思ってもらった方が良いかもしれません。
オイルパステルをパレットナイフという道具を使って細かく削り、削った後成形しながら描く というやり方です
わたしはこの技法をあまり使うことがなく、勉強不足でもあったのですが、また何かしら成果が出たら追加で記事を書きたいと思います!


余談
アクリル絵の具で下塗りをした後、オイルパステルでその上に描くという混合技法もあります。
特に、オイルパステルには「蛍光色」があまりないので、あえて蛍光色で塗った後、オイルパステルで重ねて塗ると、新しい技法が生まれてくるかもしれません。
…やってみようかな??
おわりに
いかがでしょうか? オイルパステルは子供の頃から触っていた画材(ソフトパステルも近いものがありますね)なので、気になった方がいらっしゃるかもしれません。
まずは描いた線からはみだしつつ、思うがままに指で、ティッシュで汚しながら塗るというやり方をやってみてほしいです。
なんとなくでも、頭を悩ませてもいいので、まずはパステルを持って線を引いてみてから考える。 なんてことをしてみませんか?
ではでは今回はこの辺で。今回の一枚絵はサクラクレパスで制作した「空と海と銀河」です。
同じ青でも、少しだけニュアンスの違いも持たせてみたので、それを見つけてくだされば幸いです。
完成前と完成後の写真を貼って、今日は終わりにしようと思います。
それではまた!Pink Sugar♡でした!


