
〔1〕
■-『トゥイル』の災来/襲撃により【五角形の世界/器の倉庫】は崩壊しつつある
その一方にて【四角の世界】に通じ移動のできるサイトが置かれる頂上に辿り着くことが出来た『CORPSE-シカバネ』と▲-『キナミ』ただしかしまだ2人は油断はできず、2人を始末する為に動くトゥイルは彼らに届かずも腕から棘を切り離した
CORPSE-シカバネ「キナミ、危ないッ!」
▲-キナミ「うわッ!」
トゥイルが飛ばした棘は2人のいる空間へキナミの足元へ壁さえも貫き破壊した。
CORPSE「諦めが悪いヤツだな壁を突き破ってくるなんて予想出来たかもしれないのに…とにかくキミが無事で良かったよ」
〔2〕
キナミ「シカバネ、トゥイルは?さっき通路を突き破ってきてたけど」
CORPSE「爆破の上昇が足りなかったんだろうね、ボクらを睨み付けて間もなくそのまま落ちていったよ」
キナミ「そうか確認助かったよ・・・此処まで来るのに登り続きだったし暫くは休めそうだよ」
そう言ってキナミはシカバネの方を見ると
キナミ「!?」
〔3〕〔4〕
振り向いた時、三角型は1つと少なく蛇の様な見た目でないシカバネの姿に驚く
身体を構成し連なった▲が見当たらずキナミは思わずシカバネに尋ねた
キナミ「さっきまで身体があったんじゃ!?いつからそんな状態に」
CORPSE「トゥイルがボクらを睨み落ちて直ぐとボクがキミの横に来るまでの間」
シカバネは彼の慌てに気にもせず事の訳を淡々と話す、勿論キナミの心配は増える一方で
CORPSE「トゥイルはもうすぐ此処にやってきて手遅れになる前にボクらは行動しなくちゃならない、ひとまずボクはキミが四角の世界に行けたという確信を得る為に傍に居る。」
キナミ「俺を見送るのに残りの身体を失くす必要はないんじゃ…それこそトゥイルを前に立ち向かうのにその身体になったら不利になってしまうんじゃ?」
その心配に対しシカバネは優しく首を横に振る
CORPSE「なにもトゥイルに立ち向かう必要はなくてキミが移ったらボクも後に続くだけ、取り敢えず【四角のサイト】に触れてもらえるかな?話はそれからだよ」
〔5〕
キナミ「あ、あぁ…サイトって言うのは隅にあるアレのことかい?」
言われた通り空間の角にポツンと置かれた青い正方形を見つけ指しシカバネは頷く
CORPSE「そう、そのサイトを棘で触れてくれれば【四角の世界】に飛べる、ボクは暫く傍に居られなくなるけど少なくともトゥイルからは離れられるハズ」
彼は【四角のサイト】に棘を近付け《トン》と触れた。
〔6〕
サイトに触れたことでキナミの身体が《バチバチ》と鳴り始めた
安心したシカバネはキナミに告げる。
CORPSE「大切な人と会えても油断しない事だよ、キミも知ってるあの屍も四角の世界に居るハズだ」
キナミ「油断しないよ。この世界は…いや、もうずっと前から安全じゃ無かったんだ」
CORPSE「本当にごめんね、別の形でキミに会えたら良かったよ」
キナミ「シカバネ・・・。シカバネも、油断しないでね。」
2人の会話から暫くしたあと、通路の下からゆっくりとトゥイルが現れる。
〔7〕
トゥイルは頂上に辿り着き辺りを見渡した、すると薄っすら透けるシカバネが1人待っていた
CORPSE「随分と遅かったねトゥイル、キナミはもう傍に居ないよ」
トゥイル「アァ、テメェのせいでとっくの前から知ってる情報だ」
〔8〕
トゥイル「どうしてくれんだ?せっかくの準備も作戦も台無しじゃねェか」
シカバネの行動に対しトゥイルは更に苛立ちを見せる
CORPSE「ボクは正しい事をしたまでだよ、多くの人間を犠牲にして嘲笑っていたのはお前たちの方じゃないか」
トゥイル「俺たちは人間に作られ果てに捨てやがったんだぜ?復讐にしちゃ上出来じゃねーか」
CORPSE「お前と話すといつも復讐心ばかり…埒が明かないよ。
トゥイル「人間も同じだ復讐の念は数百年経とうが変わりゃしない、テメェがアイツを守ろうがこの世界には無い痛み呼ぶだけだ」
シカバネは元の主と向かいあい逆らい歯向かう
CORPSE「罪悪感が残るくらいなら今この時を前に突き進むのみだよ、ボクは彼らの背中を押すんだ」
シカバネは身体のパーツを【〇の世界に続くサイト】のもとへ移動させ《トン》と触れた
〔9〕
トゥイル「こっちにも策ってのはあるんだよ、一匹残らず始末してやるから覚悟しとけよ」
ヤツの言葉を聞きシカバネはその場から消えると倉庫の頂上にはトゥイルだけが残る
トゥイル「実にメンドーだが、暇を潰せるイイ機会だよ。」
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〚〚 32話が終わり、33話へ続く 〛〛
