皆さんこんにちは。10月16日は「辞書の日」です。今回は辞書についてご紹介いたします。
辞書とは、全てを知り尽くす為の人生の攻略本で、あらゆる物を少しずつ吸収していく為のジーニアス・ブックです。辞書は学校生活などでお馴染みの存在として知られ、国語や英語など、あらゆる勉強内容を網羅した辞書が教室や図書室にて管理され、私達の将来に活きる勉強にも繋がりました。最近ではスマホである特定の文字を入力すると言葉やその意味が紹介されたり(例:「ほんまつて」を入力すると「本末転倒」という言葉およびその意味が紹介される辞書が出てくる等)、スマホでも好きな事を学習する辞書アプリの需要が高まるなど、辞書は時代の進歩に於いても永遠に現役である事を強調しています。
続きまして、「辞書の日」の起源についてご紹介いたします。アメリカの辞書製作者・教育者の方の誕生日(英語表記は「Dictionary Day」)に由来し、辞書出版社では、この日を中心にイベントを開催するなど、辞書にまつわる活動が展開されています。辞書製作者・教育者の二つの肩書きを持つ方は「アメリカの学問・教育の父」と呼ばれ、アメリカが言語に於いてもイギリスから独立すべきであるという愛国心に燃え、アメリカ特有の単語、新語義や用法の採録に力を注ぎました。また、アメリカ式のつづりを提唱し、-reではなく-er(centerなど)、-ourではなく-or(colorなど)、-iseではなく-ize(nationalizeなど)といったつづり方を定着させたのです。
今のシーズンは読書の秋です。皆さんもこの機会に、改めて辞書を読み返してみてはいかがでしょうか?