皆さんこんにちは。スポーツの秋をはじめとしたお楽しみの秋の終盤もそう遠くない時期となりましたね。まだまだ食欲の秋・読書の秋・芸術の秋といった醍醐味の季節はこれからですが、今回はスポーツの秋にちなみ、駅伝大会についてご紹介したいと思います。
とある特別支援学校では、昔から代表選手達が駅伝チームを結成し、駅伝大会という1年に1度の大きなスポーツイベントに赴いていました。高等部1年生だった一人の男子高生は惜しくも駅伝大会出場のチャンスを逃し、「次こそは」と希望を見出しましたが、学校関係者からは「来年は出場しません」と告げられ、男子高生および駅伝大会出場を掲げている高等部は悲しみに暮れてしまいます。高等部2年生に進級後、2年連続で駅伝大会を逃しながらも、パラカップリレーマラソンという特殊なマラソン大会に赴いた男子高生。毎日の朝の運動も、夏休みを利用したマラソン練習も、大量の汗と涙を流しながら頑張った男子高生は、「来年は再び駅伝大会に出場する」と告げられ、安心しました。安心したといっても、男子高生の戦いはこれからに過ぎず、高等部3年生に進級後は一般就労についてより一層考えなければならないなど、色々と忙しない一方で、修学旅行といった数々のイベントを楽しみ、高等部3年生にとって最後となる夏休み中のマラソン練習も頑張っていく中、遂に駅伝大会のチームに選ばれたのです。努力は必ず報われる事は、決して嘘ではない事が証明されました。最後の学園祭の後、同級生達や後輩達、諸先生方に見送られながら、開催先付近のホテルに向かい、心と体を休めます。
そして遂に、最後の駅伝大会本番がやってきました。果たして男子高生ら特別支援学校代表駅伝チームは、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか。