皆さんこんにちは。本日10月26日は「デニムの日」です。
デニムとは、10番手以上のタテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を未晒し糸(染色加工をしていない糸)で綾織りにした素材が綿の厚地織布の事です。生地の裏側に白いヨコ糸が多く出るのが特徴で、ジーンズに使用される事が多いですが、鞄などにも使用されたり、あらゆる物を作る為の素材としても用いられます。近年の紡績技術の向上により、様々なデニム生地が生まれている他、フランス語の「セルジュ・ドゥ・ニーム(serge de Nimes)」(ニーム産のサージ生地)が語源とされています。服屋さんでも上着やジャンパー、ズボンなど、デニムを使用した衣類が大人気で、デニムの上着を着るとクールでオシャレな服装になるので、よりスタイリッシュにカッコいいですよね。
次に「デニムの日」の起源についてご紹介いたします。「デ(ten=10)ニ(2)ム(6)」と読む語呂合わせの日付から、岡山県のデニム・ジーンズ企業で構成される岡山デニム協同組合が制定し、岡山県倉敷市児島の児島ジーンズストリート推進協議会が制定しました。世界中で親しまれている岡山のデニム製品の素晴らしさをより多くの人に知ってもらう事が目的で、記念日は今から5年前の2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。生地・染色・裁断・縫製・風合い・デザインなど、その高い技術力とこだわりの物作りで知られる岡山ジーンズを更にPRし、国内外で展示会などを行い「世界の岡山ジーンズ」と呼ばれる事を大志として目指している他、この日を記念して、児島ジーンズストリートや各ショップに於いてイベントやセールが実施されます。