皆さんこんにちは。いよいよ秋も今月で終盤を迎えました。食欲の秋・読書の秋・味覚の秋・スポーツの秋・芸術の秋など、お楽しみが満載の秋が終わりを迎え、それに伴って来月から始まる冬へとバトンタッチされる他、今年の終わりも近い訳ですが、それでも尚最後までお楽しみの秋を満喫したいですね。さて、先日の11月1日は「紅茶の日」がありました。今回は紅茶についてご紹介したいと思います。
紅茶は、摘み取った茶の葉と芽から作り、もみ込んで完全発酵させて乾燥させた茶葉で、もしくはそれをポットに入れ、沸騰したお湯をその上に注いで抽出した飲料の事です。紅茶はおやつの時間やお茶会といった時間に最適で、クッキーと一緒に頬張ると最高です。紅茶のティーパックはスーパーなどで販売されており、皆さんも買い物に行く時に頻繁に紅茶コーナーに行き、様々な種類の紅茶を実際に見て「美味しそう」「飲んでみよう」と思う事があると存じます。紅茶には、アップルティー、レモンティー、無糖、ミルクティー、ジャスミンティーなど、様々なラインナップがあるので、名前を聞いただけでも飲みたくなりますね。また、ショートケーキのお供にも最適です。
次に、「紅茶の日」の原点についてご紹介いたします。1791年(寛政3年)のこの日、暴風雨の為ロシアに漂着した船頭が、ロシアの当時の首都ペテルブルク(現在のサンクトペテルブルク)で女帝のお茶会に招待され、日本人としては初めて紅茶を飲みました。1983年(昭和58年)に日本紅茶協会が制定し、紅茶が日本に初めて輸入されたのは1880年代でしたが、日本には緑茶があるので直ぐには定着しませんでした。1952年(昭和37年)、大阪に日本で初めての紅茶専門店「MUSICA」が開店し、東京都内には1974年(昭和49年)に初めて紅茶専門店が出来ました。
秋の終盤であり冬へのバトンタッチエピソードでもある今月11月を、紅茶で優雅に過ごしていきたいですね。