皆さんこんにちは。本日11月10日は「エレベーターの日」です。今回はエレベーターについてご紹介いたします。
エレベーターとは、人や荷物を載せて垂直または斜め・水平に移動させる装置で、日本語では昇降機ともいう他、工学の分野などでは最後の長音を省略するルールによってエレベーターとも表記し、建築基準法では小荷物専用昇降機と記されています。この装置には重量制限や人数制限といった決まり事が定められており、それを守る事によって思わぬ事故を防ぐ事が出来るのです。エレベーターは日常のあらゆる場面にも必ず存在し、中でも特に印象深いのが駅構内のエレベーター・会社のエレベーターです。こうして安心感を胸にこの装置を利用出来るのも、定期的に点検作業に取り組んでくださっている作業員の方々、そして清掃員の方々の存在があったからなのです。エレベーターを使った日常を過ごしながら、我々はエレベーターを点検してくださっている人達に感謝しなければなりません。ホテルやショッピングモール、家電量販店、TV局のスタジオ、学校など、日常のあらゆる世界を上り下りするには、エレベーターは欠かせません。もしもの事があった場合は非常用ボタンを押し、助けを呼びましょう。尚、非常事態以外は絶対に押すのはやめましょう。
続きまして、「エレベーターの日」の原点についてご紹介いたします。1890年(明治23年)のこの日、東京の浅草に於いてレンガ造り12階建ての「凌雲閣」という高層建築物に設置された日本初の電動式エレベーターが一般公開されました。この日を中心として、一般社団法人・日本エレベーター協会(JEA)では昇降機の安全・安心な利用の為のキャンペーンを実施しています。東京都港区南青山に事務局を置き、昇降機が担う社会的使命と責任を果たす為に設立され、昇降機事業分野に於ける唯一の業界団体である一般社団法人・日本エレベーター協会が1979年(昭和54年)に制定しました。