皆さんこんにちは。先日の11月22日は「小雪」という節気がありました。
秋の終盤である今月11月もラストスパートに入り、いよいよ冬の訪れが近づいていきます。快適な冬を過ごす準備に入りたい秋の終盤である今だからこそ、ストーブやコタツといった暖かい家具を用意して、暖かく過ごしたいですね。また、この冬という季節は受験生達にとって本当の戦いでもあり、部活動といった学校生活ならではの日課も引退し、高校・大学といった進学先の受験勉強に「全集中」の気持ちを込めて励んでいかなければなりません。大学の研究を目的とした海外旅行、就職先のご検討など、それぞれの未来を築く為に、受験生達は家族や友達など、今まで出会ってきた人達に恩返しをすべくそれぞれの責務を全うしていくのです。努力は必ず報われる事は、決して嘘ではありません。
さて、次は「小雪」の起源などについてご紹介いたします。小雪とは、二十四節気の一つで第20番目にあたり、現在広まっている定気法では太陽黄経が240度の時で11月22日頃です。小雪の日付は近年では11月22日またはその翌日の11月23日であり、年によって異なります。ちなみに今年の2021年(令和3年)の小雪は11月22日月曜日です。小雪の一つ前の節気は「立冬」(11月7日頃)、一つ後の節気は「大雪」(12月7日)で、小雪には期間としての意味もあり、この日から次の節気の大雪前日までであります。
この頃から寒くなり雨が雪へと変わる事があり、僅かながら雪が降る頃なので「小雪」とされ、江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明しています。気温が下がり、北海道・東北地方を中心に初雪が舞い始め、冬将軍が到来すると言われる時期で、北の地方ではコタツを押し入れから出す家が増える頃です。西日本に於いては夏みかんを収穫する季節に入ります。