皆さんこんにちは。本日12月13日は「双子の日」です。今回は双子についてご紹介いたします。
双子とは、全く同じ日に生まれた特殊な子供で、兄弟・姉妹の中でもユニークな存在です。一見普通の兄弟・姉妹と同じ属性に属しますが、その違いは一緒の生年月日、同じ見た目の姿という部分にあります。同じ見た目でも性格が正反対である事、性別が異なる場合もあれば性別が同じな場合もある事は双子の生活によくある事ですが、家事などの役割分担および兄弟・姉妹の絆なら家族にも一般の家族にも負けません。漫画・小説・アニメなどでも双子の存在は大変有名で、メイドとして働く双子の姉妹、人間の男女を模したロボットとして活動する双子の姉弟、そしてお互い戦う運命になった双子の兄弟など、様々なジャンルの双子があらゆる作品で活躍する事も珍しくありません。お互いの弱点を補い合い、どんな時でも二人で一緒に助け合うのが、双子の真髄なのです。
続きまして、「双子の日」の原点についてご紹介いたします。1874年(明治7年)のこの日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出されました。それまでは、後に産まれた子を兄・姉、先に産まれた方を弟・妹とする地方や慣習がありましたが、これは「兄(姉)ならば先に母の中に入ったので奥にいる筈であり、後から出てくる筈」、「弟(妹)が兄(姉)を守る為、先に露払いとして出てくる」などの考え方が、江戸時代から明治時代初期にあった為であるからです。現在は戸籍法により、出生届出・出生証明書の産まれた順番で記載する事が定められています。