皆さんこんにちは。本日12月14日は「南極の日」です。今回はその原点についてご紹介したいと思います。
今から110年前の1911年(明治44年)のこの日、ノルウェーの探検家と4人の隊員が世界で初めて南極点に到達しました。1911年10月20日に探検家は4人の選抜隊と共に南極大陸のフラムハイム基地を出発し、4台の犬ぞりを1台あたり13頭、計52頭に引かせて南極横断を開始しました。尚、探検家の名前は違う名前とも表記されます。途中好天にも恵まれてアムンセン隊は順調に距離を伸ばし、1911年12月14日、人類初の南極点到達を果たしたのです。イギリス海軍大佐と競争していましたが、当初スコット隊に比べて不利と思われていたアムンセン隊が約1ヵ月先に到達し、アムンセン隊は帰路も順調で、1912年(明治45年)1月25日に1人の犠牲者も出す事無くフラムハイムへと期間しましたが、その一方で残念な結果もあり、スコット隊は帰途に遭難し、パーティー全員が死亡するという痛い結果になってしまいました。その後、南極点の初到達を争った2人の英雄に敬意を表して、アメリカが1956年(昭和31年)に南極点付近に建設した観測基地は「アムンセン・スコット基地」と名付けられたのです。
ちなみにエンタメ界では、今から10年前に放送された南極を舞台とした連続ドラマも話題となりました。
望みは何かと訊かれたら、誰かがこの星に居てくれる事ですし、力は何かと訊かれたら、誰かを想えば立ち直れる事なのです。