【年賀郵便特別扱い開始日】正月祝いのメッセージカード

年賀状は、正月限定の特別なポストカードであり、種類によっては虎のオリジナルイラストがプリントされた物もあれば自前の写真をプリント出来るシステムもある。

皆さんこんにちは。本日12月15日は「年賀郵便特別扱い開始日」です。今回はその記念日にちなみ、そしてお正月に先駆けて、年賀状についてご紹介したいと思います。

年賀状とは、一見普通のポストカードに見えますが、お正月限定商品でもある特別なポストカードです。年賀状の準備は大体秋頃から始まると予想され、十二支に合わせて一年を象徴する動物を起用する事が毎年年賀状を用意する上でお馴染みです。種類によってはイラストのアプリで描いた十二支の動物を年賀状にプリントしたり、「あけましておめでとうございます」をはじめとした正月祝いのメッセージは勿論、近況を報告する為の文章をプリントするシステムもあります。そのシステムがあると、年賀状作りが楽しくなりますね。また、自前の写真も年賀状にプリントする事が可能で、お子様の成長記録等を報告したり、「去年はこんなイベントを楽しんだ」「今年は一緒にテーマパークに遊びに行こうね」というメッセージを伝えるにも最適です。ご家族や身内、兄弟、友達、青春を共に過ごしたかつての同級生など、身近な人達と年賀状によるメッセージをやり取りする事によって、改めて「つながり」の大切さが理解出来ます。

続いては「年賀郵便特別扱い開始日」の原点についてご紹介いたします。この日から12月25日までの間に年賀状を投函すると、翌年の元日・1月1日に届きます。年賀状の特別扱いが指定局で開始されたのは1899年(明治32年)の事であり、その後の1905年(明治38年)に全局で特別取り扱いが開始され、翌1906年(明治39年)に制度化がされました。

日本では古く奈良時代から新年の年始回りという年始の挨拶をする行事があり、平安時代には貴族や公家にもその風習が広まり、挨拶が行えないような遠方などの人への年始回りに代わるものとして書状による年始挨拶が行われるようになったのです。

時代と共に新年の挨拶は一般に広まり、江戸時代になると飛脚が書状を運ぶようになりました。近年では、若い人を中心として、携帯電話やスマートフォンによるメールやSNSなどで新年の挨拶を行う人も増えている他、TwitterやInstagramなどで新年の挨拶を行う有名人も増えてきています。また、年賀状を作成する方法も以前の手書きから、プリントゴッコなどの簡易印刷機による作成の時期を経て、パソコンやスマートフォンを使って作成する方法が一般的になるなど時代の流れを感じさせます。ちなみに年賀ハガキを元日に届ける特別扱いにしたくない場合は、ハガキ表面の料額印面の下部にある「年賀」の文字を二重線などで消す事で通常のハガキとして扱われます。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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