【小寒】冷たくなっていく寒さの中で

雪が積もったある夜の町。中でも受験生達が集う学習塾が大きな存在感を表している。

皆さんこんにちは。学校生活に於いてお馴染みの日課であった部活動も引退し、将来に向けた受験勉強は勿論、大学では卒業に向けた卒論というレポート作りに勤しむ時期がいよいよやってきましたね。今月から志望校行きの道路に乗り、受験勉強という名の人生の車で走っていく学校生活の終盤戦が本格化していった一方、学校によってはいち早く卒業式の練習に取り組み始める場所もあります。学校生活最後の一年間があっという間に終盤を迎えたと考えると、時の流れというものは大変早い法則ですね。受験生達や就職の内定が決まった卒業生達も太陽のように暖かい力を身に纏い、東から西へ走って行くのを繰り返して、今までの思い出に想いを馳せつつ人生の車に乗って大冒険します。

さて、2022年という名の新しい365日が始まったばかりの本日1月5日は「小寒」という節気がありますので、今回はその節気についてご紹介していきたいと思います。

「小寒」とは、「二十四節気」の一つで第23番目にあたり、現在広まっている定気法では太陽黄経が285度の時で1月5日頃です。その日付は近年では1月5日または1月6日であり、年によって異なり、今年の2022年(令和4年)は1月5日の水曜日です。小寒の一つ前の節気は「冬至」(12月22日頃)、一つ後の節気は「大寒」(1月20日頃)で、小寒には期間としての意味もあり、この日から次の節気の「大寒」前日までであります。この日から「節分」(2月4日頃の「立春」の前日)までの約30日間を「寒(かん)」または「寒中」「寒の内」といいます。この日は「寒の入り(かんのいり)」ともいい、寒さの始まりを意味しますが、実際には既に寒さの厳しい時期なのです。この日から「大寒」に向かい、寒さがより厳しくなっていきます。暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半であります。江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明しており、この日から「寒中見舞い」を出し始めます。

受験生の皆さん、そして就職の内定を貰った卒業生の皆さん、これから少しずつ寒さが厳しくなっていきますので、体調にお気を付けてお過ごしください。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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