皆さんこんにちは。先日の1月10日は「110番の日」がありました。
110番という連絡先は、普通の電話番号とは異なった専用のシステムで、119番同様、街と誰かの安全を守る為に必要不可欠な存在です。小学校などでは110番の正しい使い方などについて学んだりした訳ですが、その連絡先にはいたずらに電話してはいけません。応急処置等を担当する119番とは対照的に、110番は不審者目撃や犯罪などといった事件を担当する役割を担っております。公衆電話などでは110番モードが設けられており、そのモードに切り替えた上で110番通報をする事によって警察官と通話する事が出来ます。殺人や万引き等の事件が発生した時に大変便利なシステムです。それだけこの110番というシステムは、もしもの事があった時に必要な連絡先として、生活に絶対に欠かせないサポートアイテムなのです。もし目の前で事件が発生した場合は、決して慌てたりせず、落ち着いて110番通報をしましょう。
続いては「110番の日」の原点についてご紹介いたします。電話番号の110番にちなんだ日付から、警視庁が1985年(昭和60年)に制定し、翌年の1986年(昭和61年)から実施しました。110番に関心を持ってもらい、また110番の適切な利用を推進する事が目的で、この日には警視庁での通信指令センターの一般公開など、全国の警察に於いて関連のキャンペーンが行われます。