こんにちは、兎世とまとです。本日は麻雀役擬人化より1飜役『嶺上開花(リンシャンカイホウ)』を紹介したいと思います。
前回の搶槓の記事でも軽く触れましたが、麻雀には槓(カン)という行為があります。麻雀は、基本的に三枚の牌で一つの面子としますが、槓で作る槓子(カンツ)というのは一つの面子を四枚で構成させます。
そうなってくると問題になってくるのが牌の数です。上記の通り麻雀は三枚の牌で一面子とするのが基本ですので、四枚で構成する槓子を作ると他の面子を構成させる牌が足りなくなってしまいます。
そこで、それを補うために槓を宣言し成立した後に嶺上牌(リンシャンパイ)という決められた山から牌を補充するのです。
そして嶺上開花とは、その嶺上牌が自分のアガリ牌であった時に成立する役となります。
前置きが長くなりましたが、今回はそんな嶺上開花の擬人化です。
嶺上開花って綺麗な名前ですよね。その『開花』という印象から花のモチーフを散らばせ、スカートの形も上から見ると花のように見える感じにしました。
前回の記事にも記載しましたが、前回紹介の搶槓とは兄妹という設定です。やんちゃなお兄ちゃんに対し、嶺上開花はほんわかした少し天然な女の子というイメージです。
槓をするまでにテンパイしておくという作業は必要ですが、それでも運に左右される役なので狙って出せるものではありませんが、ぜひ嶺上開花をアガった際には彼女のことを思い出していただけると幸いです。
それでは、今回はここまでです。次回のテーマは『高らかなる宣言』といったところでしょうか。次回もよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました。