皆さんこんにちは。本日1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」です。
ライバルというのは、漫画・アニメ作品に登場するメインキャラクターやボスキャラのイメージが強い存在である事と存じます。主人公と同じ夢を抱いているライバルキャラ、共通の趣味を持つライバルキャラ、プライドの高いライバルキャラ、普段仲が悪いライバルキャラなど、ライバルのイメージは様々です。元々は敵として立ちはだかりましたが、戦いの後に主人公を超えたいという目標を掲げる程少しずつ改心していったり、考え方の違いから揉め事を起こしたり、敵対したりする事も珍しくないライバルキャラクター達の人気は主人公に負けません。いざ手を結ぶとどんな困難も乗り越えられる最強のライバルコンビの結成も、少年漫画・アニメ・特撮等の作品によくある場面です。主人公の救援に駆け付けても「勘違いするな」「お前を助けに来た訳じゃない」「後でお前を倒す」と言い放ったり、物語の途中から闇堕ちして敵になったりする事も珍しくありませんが、物語の終盤で主人公との一騎打ちに敗れたライバルキャラが自信の過ちを認めようやく周囲と和解出来たという感動の名場面も珍しくありません。
続いては「ライバルが手を結ぶ日」の原点についてご紹介いたします。1866年(慶応2年)のこの日(旧暦)、薩摩藩の西郷隆盛氏と小松帯刀氏、長州藩の木戸孝允氏(桂小五郎)らが土佐藩の坂本竜馬氏らの仲介で京都で会見し、倒幕の為に薩長同盟(薩長連合)を結びました。薩摩藩と長州藩は、京都を中心とする幕末の政治世界に於いて勢力の強い雄藩として大きな影響力を持ちましたが、薩摩藩が公武合体の立場から幕府の開国路線を支持しつつ幕政改革を求めたのに対し、長州藩は急進的な破約攘夷論を奉じて反幕的姿勢を強めるなど、両者は容易に相容れない立場にありました。しかし、倒幕という一つの目的の為に敵対するライバルが「薩長同盟」という形で手を結び、そしてこうした動きが2年後の明治維新に繋がったのです。
お知らせ
2022年(令和4年)1月27日木曜日に、仙台市の太白区役所にてふれあい販売会が開催されます。是非お越しください。
開催日程:2022年(令和4年)1月27日木曜日
日時:午前11時~午後14時
開催場所:仙台市太白区役所(住所:宮城県仙台市太白区長町南3丁目1-15)
manaby CREATORS仙台一同