8年ほど前から糖尿病と付き合って来た私は今、糖尿病が原因となる合併症に悩まされています。
以下は私の身に起こっている症状をまとめています。
1.味覚障害
味覚障害にはいろいろな症状が有りますが今回は私の事例をあげます。
昔、母親が今の私と同じ年代だった時
「ご飯が砂を噛んでいるように味もしないし、ボロボロと感じる。」
と言いました。
その時の私には母親が何を言っているのか分からず
「そんなバカなこと言って・・・。」
と言って信じていませんでした。
今、その時の母親と同じ年代になり、最近、味覚に障害が感じられるようになりました。
(症状)
・母親と同様にご飯等がおいしく感じない。(悪味症)
・味が濃く感じられる。(味覚過敏)
・違った味がする。(意味症)
(原因)
糖尿からくる口渇や神経障害、脳梗塞などの原因による味覚障害。
(対処)
・味覚が鈍っている為、濃い味の食事を摂らないようにする為に味の薄い食事をする。
・原因となる糖尿などの治療を続ける。
今のところこの2点以外の対処法は見当たりません。
2.緑内障
私はもともと、糖尿病発症と共に緑内障の検査を定期的に行うように言われており、毎月、定期的に眼科に通っています。
(どんな病気?)
視神経に異常が起こり、眼で見た情報がうまく脳に伝わらなくなって映像が認識できなくなり、視野や視力に障害が起こる病気です。
日本での失明原因第1位の病気です。
典型的な症状は視野の一部が見えなくなる欠損ですが、普段、私達は両目を使ってみている為に片方の目に見えない部分があっても、もう一方の視野がカバーしてしまうので、視野の異常に気付かないことが多いのです。
一度失われた部分の視野は元に戻すことは出来ないので、早期発見早期治療をすることで病気の進行を遅らせることが、その後の生活において重要になります。
(原因になりやすい生活習慣)
・デスクワークなどの長時間下を向いたまま仕事をしている人。
・一度にたくさん水を飲む。
・冷え症。
・低血圧。
(検査内容)
眼圧(毎回) 眼球は房水(ぼうすい)という液体で満たされています。この房水の圧力を眼圧と言います。
緑内障は何らかの原因で房水が過剰になってしまい、眼圧が高くなって、視神経を圧迫してしまいます。
眼底(不定期) 眼球の血管、網膜、視神経を調べる検査です。
視野(不定期) 見える範囲と網膜の感度を調べる検査です。
現在、毎日、6回のヒアルロンサン入り目薬と夕方1回の眼圧を下げる薬で病状が進まないように予防する事になりました。
私はこれからも、いつか、見られなくなる綺麗な風景を心の中に描くように描いて行きたい(生きたい)と思います。