皆さんこんにちは。1月最終日の本日1月31日は「チューリップを贈る日」です。冬の終盤を飾る来月はバレンタインのシーズンですので、それにちなんで一般的なチョコレートから高級チョコレートまで、何種類ものチョコレートが各店舗で販売されます。女性の方から男性の方に「いつまでも友達だ」と永遠の愛と友情をアプローチするイベントが待ち遠しいですね。それはさておき、今回は「チューリップを贈る日」の原点についてご紹介したいと思います。
数字の1をアルファベットの「I(あい=愛)」に見立て、31を「(さい=妻)」と読むと「愛妻」となる事にちなんだ日付から1月31日としたもので、富山県砺波市に事務局を置く砺波切花研究会が制定しました。この日に大切なパートナー(愛妻)にチューリップを贈ってほしいとの思いが込められており、記念日は2019年(平成31年→令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
砺波市の名産品として知られる「チューリップの切花」の花言葉は「思いやり」であり、中でも赤色のチューリップの花言葉は「真実の愛」「愛の告白」というメッセージが込められています。チューリップの花言葉は色によって異なり、その他、ピンク色は「愛の芽生え」「誠実な愛」、黄色は「名声」、紫色は「永遠の愛」、白色は「新しい愛」「純粋」となっています。富山県の花「チューリップ」の歴史は、1918年(大正7年)に砺波地方で、球根栽培が行われた事に始まり、低温で、日照時間、肥沃な土地、良質な水に恵まれた富山はチューリップの栽培に適しており、生産量の増加とともに海外輸出されるまでになったのです。現在では日本一の出荷量を誇っています。毎年GW(ゴールデン・ウィーク)には砺波チューリップ公園に於いて国内最大級の「となみチューリップフェア」が開催され、700品種300万本の色鮮やかなチューリップが咲き揃い、全国から訪れる多くの観光客で賑わいを見せます。