皆さんこんにちは。本日2月2日は「交番設置記念日」です。
皆さんは時々、お出かけ等のプライベートを楽しんでいる最中に、落とし物を発見したりする事はあると思います。偶然見つけた落とし物をどうするべきか頭を抱える事もよくありがちですが、そんな私達の問題を解決してくれる場所が、交番です。交番は、虐待などの問題に直面した人達の悩みに寄り添う場所で、お話の中で悩みなどの話題を聞いてくれます。特に落とし物関連で交番を訪れるケースが非常に多く、見つけた時間帯や場所などを話すだけでなく、万が一持ち主が見つからなかった時の為に落とし物を届けた方の電話番号等の個人情報も警察の方に話し、一定期間を過ぎても持ち主が見つからなければその落とし物は届けた方の物となります。尚、生命保険会社といったその他の企業同様に、ただ単純に悩みを聞くだけでなく、個人情報もしっかり守ります。
次に「交番設置記念日」の原点についてご紹介いたします。1881年(明治14年)のこの日、1つの警察署の管内に7つの「交番」を設置する事が定められた事が原点です。町の中に交番の建物を置き、そこを中心に制服の警察官が活動するという交番の制度は、1874年(明治7年)に東京警視庁が設置した「交番所」(交番舎)が世界初のものだったのです。当初は建物は無く、街中の交差点などに警察署から警察官が出向いていましたが、1881年より常設の建物を建てて警官が常駐する現在のような制度になったのです。
1888年(明治21年)10月に全国で「派出所」(警察官の詰め所)、「駐在所」(外勤警察官が居住する施設)という名称に統一されましたが、「交番」という呼び名が定着し、国際的にも通用する言葉になっているという事から、1994年(平成6年)11月1日に「交番」(KOBAN)を正式名称とする事になりました。