皆さんこんにちは。寒さが当たり前だった冬も終わり、いよいよ本日から優しさを感じる春の季節に移り変わりましたね。今の季節が次の季節にバトンタッチされるのはあっという間な事で、どの季節にも当てはまります。春といえば、雛祭りといった華やかなイベント、ホワイトデーといったマイフレンド・イベントがお馴染みですが、特に学校の卒業式が最も印象深いです。学校によっては冬の終盤に卒業式を迎えられた所もある一方、3月上旬・中旬に卒業式が催される事が一般的です。一人一人の人生に於いて学校生活は大学生活も含めるとおよそ16年間程しかありませんが、学校で学んだ事、友達と手を繋いだ事は一生忘れられない思い出となるでしょう。「出会いもあれば別れもあり、別れもあれば出会いもある」の「別れ」は卒業式と離任式に当てはまり、「出会い」は入学式・クラス替え・入社式に当てはまります。学校生活を終えれば、中学校生活・高校生活・大学生活・社会人生活など、新しい出会いが待っています。お花見も春の定番として親しまれ、春の終盤となる5月にはGW(ゴールデン・ウィーク)という休日期間や「母の日」という記念日も待っているので、この春も楽しいイベントが盛り沢山ですね。
さて、そんな春の始まりを迎えた本日3月1日は「デコポンの日」です。今回はその記念日の原点についてご紹介したいと思います。
デコポンは、熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標であり、品種名は「シラヌヒ(不知火)」です。シラヌヒは「清見(きよみ)」と「ポンカン」の交配により作られた品種で、果梗部(かこうぶ:果実の柄になっている部分)に凸(デコ)があるのが特徴的です。初冬から翌春にかけて旬を迎え、熊本県、愛媛県、和歌山県、広島県、佐賀県の5県で全国の生産量の8割を占めます。全国の柑橘関係農協県連合会を通じて出荷されたシラヌヒのうち、高品質を保つ一定の基準(糖度13度以上、酸度1度以下)をクリアしたものだけが「デコポン」の名前を使用する事が出来るのです。学校ではデコポンが給食のデザートとして提供される事もあります。
1991年(平成3年)のこの日、柑橘類の果実「デコポン」が熊本県より初めて出荷され、東京の青果市場で取引されました。デコポンの美味しさを全国にPRする事が目的で、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日本園芸農業協同組合連合会が制定しました。
春は始まりましたが、寒さはまだ完全に落ち着きませんので、お身体にお気を付けてお過ごしください。