【いのちの日・東日本大震災11年】未来で紡いでいく命の輪の為に

日本は強い国。長い道のりになるかもしれないけど、皆で頑張ればどんな困難だって絶対に乗り越えられる。

皆さんこんにちは。優しい春の始まりを告げる3月もいよいよ中旬を迎えた訳ですが、中旬に入ったばかりの本日3月11日は「いのちの日」という記念日があります。また、それに加えて今からちょうど11年前のあの巨大地震について振り返ろうと思います。

「命」という物は、この世にたった一つしか無い何よりの灯火です。この世に生まれてきてから一人一人が命という名の灯火を持ち、赤ん坊からそれぞれの人生がスタートします。お絵描きや玩具、お出かけを少しずつ学びながら幼稚園生としての人生をスタートさせ、後に様々なイベントを共に楽しんでいく友達と初めて出会います。幼稚園生としての日常を経て、小学校生活に入り、遠足・授業参観・宿泊学習・修学旅行など、新しいイベントを楽しむ他、クラブ活動・委員会活動といった新しい分野にもチャレンジし始め、クラブ活動では一人一人が好きな事を貫き通します。中学校生活になると、部活動の幅が更に広がり、違う小学校から来た同級生達とのふれあいに期待が高まる他、中総体・新人大会といった中学校生活ならではの新たなイベントも充実です。高校生活では中卒後に一人一人が別々の道を歩み始め、別れを惜しみながらも、高校・特別支援学校での新しい3年間に取り組み始め、様々な事を学びます。学校生活の集大成ともいえる大学生活は研究目的で海外旅行に出かけたり、それぞれの明日の為に就職活動に臨みます。社会人生活では、異動・尊敬する上司の退職といった危機を乗り越えながら、様々な業務に積極的に勤しみます。そして老後の生活では、今までの思い出を安らかに振り返りながら、天寿を全うし、次の世代に未来を託すのです。永遠の命というのは、どんなに年老いても次の世代が紡いでいくもので、永遠の楽園というのは、性別も関係無い人達が互いを認めて手を取り合うふれあいの場を意味するものです。

さて、ここからはあの巨大地震について振り返りたいと思います。今からちょうど11年前の2011年3月11日金曜日の午後2時46分、いつもと変わらず賑やかで楽しい日常を突如として奪い去ってしまう脅威が訪れました。それが「東日本大震災」という名の巨大地震です。かつてない程の大きな地震に加え、その影響で発生した大津波によって数え切れない程の多くの命が失われてしまいました。東北地方では電気・ガス・水道などのライフラインが暫くの間使えなくなってしまい、医療従事者一同や自衛隊一同は命を救うのに必死になってこの不安な毎日を戦い抜きます。宮城県が生んだ大人気お笑いコンビのお二人も番組ロケの最中に被災し、スタッフの必死のフォローもあって大津波から逃げる事が出来ました。実家に戻ってご家族の安否を確認したのち、長時間かけて東京に戻り、被災地の為に何が出来るのかを話し合い、苦悩の末に募金活動を決意しました。一生懸命な募金活動の末に何億円もの善意が集まり、そのお金は被災地の復興に充てられました。余談ですが、宮城出身のお笑いコンビの間では、この巨大地震での被災経験をきっかけに「死ぬ」というテーマが二度とネタに起用される事は無くなりました。当時小学6年生だった方々にとっても最高のチームワークで小学校の卒業式を迎えたかったにも関わらず、巨大地震の影響で卒業式が簡易な形に終わってしまった訳ですから、泣きたい程悔しいと思います。どれだけ過去を振り返っても、簡易な形で終わってしまった卒業式は戻ってこない事は事実です。それでも、誰かと手を繋ぐ未来の為に、一歩ずつ前を向いて歩いていかなければなりません。

一瞬の強い力が大切ですが、誰かと手を繋いでこそ発揮出来る力は、もっと強いです。最後になりますが、応援のメッセージを送りたいと思います。

あなたはどんな時でも一人じゃありません。僕らが、皆が付いています。互いに譲り合い、助け合いながら。強く、強く、未来を信じて。今、一つになる時です。日本の力を信じています!日本は強い国です。長い道のりになるかもしれないけど、皆で手を繋いで頑張ればどんな困難だって絶対に乗り越えられます!

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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