皆さんこんにちは。本日4月23日は「消防車の日」です。
小さい頃の夢に「大きくなったら消防士になりたい」という大志を掲げた方も少なくない事と存じますが、その理由は熱い心を意味した「赤色」に染められた消防車という専用車両に乗って様々な有事の現場に駆け付け、何人もの命を救いたいという熱い想いにあります。しかし、消防士の職業を取得する事は決して簡単な事では無く、有事に備えた体力作りなど、ジャンルの異なる過酷な訓練に毎日取り組まなければなりません。ただ単純に一人の人間として、大人の一員として、そして消防士としての責務を全うしたい一心だけでなく、一人でも多くの命を救いたいというまっすぐな想いも毎日の過酷な訓練をこなしていくパワーとなるのです。過酷な訓練の先に「消防士」という職業を初めて取得出来ますが、そんな彼らにとって有事の現場に駆け付けるのに絶対に欠かせない特殊な車があります。それが消防車です。
消防車とは、主に火災などの災害現場に駆け付ける為にある特殊車両の一種です。放水機能を持つ消防ポンプ車、消防ポンプ積載車、はしご車などの事で、緊急自動車の一つに指定されています。消防車にはポンプなど多彩な道具を搭載しており、状況に応じて多彩な道具を使い分け、人々の命を救う為に災害現場を戦い抜きます。一般的な火災現場だけでなく、山火事、放火事件、殺人事件、そして大地震の影響で発生した大規模火災など、あらゆる災害現場にも駆け付けます。パトカー、救急車、白バイク、警察車両といったその他の特殊車両同様、一般的な乗り物図鑑にも掲載されているので、その個性などについて学習していく事も醍醐味です。
過酷な訓練をこなして「消防士」の職業を取得する事は、消防士達にとってのゴールラインではありません。来たるべき災害に備えて、「安全」の為、そして命を守る為に今日も訓練に取り組んでいるのです。