皆さんこんにちは。今日からいよいよ春の終盤に当たる5月が始まりましたね。どの季節にも言える事ですが、一つの季節が終盤を迎えられるのはあっという間です。例えば、5月だったら春の終盤に当たり、8月だったら夏の終盤に当たり、11月だったら秋の終盤に当たり、そして2月だったら冬の終盤に当たりますね。夏の終盤にはお盆があったり、秋の終盤にはクリスマス料理の予約で全国的に賑わったり、冬の終盤には節分やバレンタインなどといったイベントがあったり、そして春の終盤に当たる今月はGWという特別な休日期間があったりと、季節によってその有終の美を飾るイベントは大きく異なります。そんな5月といえば、GWが印象的で、動物園・遊園地・旅行・キャンプなど、特別な休日期間を過ごすのにちょうどいいプライベートは様々です。引き続き感染症に注意しながらGW期間中のプライベートを楽しみたいですね。
さて、そんな春の終盤を飾る本日5月1日は「スズランの日」です。今回はその原点などについてご紹介したいと思います。
フランスでは、この日に家族や友人、先生などにスズランの花を贈る習慣があり、贈られた人には幸福が訪れるといいます。森の守護神セント・レオナードが巨大な毒蛇に襲われ、激しい戦いののちに退治しましたが、自身も深手を負ってしまい、その時スズランの花が一斉に咲いて彼の傷と心を癒してくれたといいます。この伝説から、スズランを贈られた人には幸福が訪れるといわれています。
スズランには、君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もあり、日本では、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生し、北海道を代表する花として知られています。スズランの花は白色の品種が一般的ですが、桃や紅などの色もあり、花には強い芳香があります。スズランの花言葉は「幸福が帰る」「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」など様々です。
スズランは可愛らしい姿が特徴ですが、実はコンバラトキシンやコンバラマリンなどの有毒物質を含む有毒植物なのです。有毒物質は特に花や根に多く含まれ、摂取した場合嘔吐や頭痛など様々な症状を発症し、重症の場合は死に至る事もあるので、十分に注意しましょう。
春の終盤は季節の進行と共に気温も少しずつ暑くなっていく事と存じますので、エアコンの早めの試運転や掃除、冷房の早めの試運転を推奨します。熱中症の懸念も免れませんので、お身体にお気を付けてお過ごしください。