皆さんこんにちは。本日5月9日は「黒板の日」です。
皆さんの青春時代は、どんなイベントが印象深かったでしょうか?朝読書・部活動の朝練・体育祭・修学旅行・文化祭など、学校生活に於いて思い出深いイベントは様々です。人によって青春時代の思い出は大きく異なりますが、それはこの先どんなに年老いても皆さんの中で未来永劫に生き続ける事でしょう。そんな学校生活という貴重な十数年に於いて大きく思い出に残った学校専用の特殊なお絵描きボードがあります。それが黒板です。
黒板とは、一般的なお絵描きボードやスケッチブックとは違って比較的大きいサイズを誇る学校専用の特殊なお絵描きボードです。鉛筆やボールペン、シャーペン、色鉛筆、クレヨンなどを使って好きな「何か」を描いたりするのに対し、黒板に「何か」を描く時はチョークという特殊なペンを使い、訂正する時は黒板消しという黒板専用の特殊な消しゴムを使います。黒板に「今日の日付」「曜日」「今日の日直担当」を描いたりするだけでなく、「一日のスケジュール表」も紙として貼ったり、直接チョークで描きます。黒板は主に授業などに使われる事が比較的多いですが、イベントによっては自由に黒板を使う機会が設けられる事も多く、合唱コンクール・文化祭・卒業式などといった学校生活の一大イベントに特に自由に使われる事が多いです。合唱コンクールだったら「頑張るぞ!」「我らは一つ」といったメッセージをチョークで描いたり、卒業式だったら「いつまでも友達だ」「大好き」といったメッセージを描いたりします。卒業式前日になると、後輩達や諸先生方からの「卒業おめでとう」というチョークでの卒業祝いのメッセージが知らないうちに教室の黒板に描かれている事も多いので、それは何よりの卒業祝いである事を意味します。
小学校・中学校・高校・特別支援学校・大学など、全国の学校に必ず設置されている黒板は、長い人生からすれば僅か十数年程しかない学校生活を目には見えない暖かい眼差しで見守ってくれているのです。そして黒板の歴史は、未来へと語り継がれているのです。