皆さんこんにちは。本日5月22日は「ほじょ犬の日」です。補助犬といえば、盲導犬・介助犬・聴導犬といったポジションがありますが、今回は介助犬についてご紹介したいと思います。
介助犬とは、主に身体障害者の生活を支える為に必要な補助犬の一種で、盲導犬同様主にラブラドール・レトリバーという犬種がその職業に就く事の多い存在です。耳の不自由な人達の生活をサポートする聴導犬、目の不自由な人達の生活をサポートする盲導犬とは違って、介助犬は身体の不自由な人達の生活をサポートする役割を担っています。どの職業の補助犬もそうですが、可愛らしい見た目とは裏腹に障害のある人の生活を支えている事もあって大仕事を任されているので、「可愛い」「触りたい」気持ちはあっても絶対に邪魔をする事は許されません。事故などで身体の一部がやられてしまった、または下半身が使えなくなってしまった身体障害者に代わり、介助犬が物を拾ったりするという役割を引き受ける形で、共に暮らす身体障害者をフォローし、生活面に於いて難しい部分をカバーします。タンスを開け、ケープというハーネスのような衣装を取り出し、身体障害者との共同作業でケープを身に付けて初めて、介助犬としての仕事に取り組む事が出来るのです。
介助犬を見かけた時は、触ったり声をかけたりと邪魔になるような行為は決して行わず、暖かい眼差しで見守ってあげましょう。