皆さんこんにちは。本日6月15日は「米百俵デー」です。記念日は新潟県長岡市が市制90周年を迎えた1996年(平成8年)に制定しました。
戊辰戦争で敗れた長岡藩の財政は窮乏し、士族でも三度の「かゆ」をすする事が出来ない状態でした。この状況を知った支藩の三根山藩が長岡藩に百俵の米を送りましたが、藩の大参事・小林虎三郎氏は米を士族に分け与えず、「食えない時こそ、教育が大切だ」「苦しい時こそ、人づくりが必要だ」と、その米を売却し、学校を設立する事としたのです。そのお金によって「国漢学校」新校舎が開校したのが1870年(明治3年)のこの日だったのです。
この「米百表の精神」を次世代に伝えていく事が目的で、この日に長岡市米百俵財団が、人材育成に大きく貢献した個人・団体に米百俵賞を贈呈しています。