皆さんこんにちは。本日6月25日は「住宅デー」です。
スペインの建築家の誕生日にちなんだ日付から、東京都新宿区高田馬場に事務局を置く全国建設労働組合総連合(全建総連)が1978年(昭和53年)に制定しました。住宅建築に関わる職人の仕事や技能をより多くの人に知ってもらう事が目的です。
制定当時は高度経済成長による住宅建設ブームで、多くの住宅が建てられる中、職人をめぐるトラブルも少なからず起きていました。その為、町の大工さんや左官屋など職人の腕や信用をPRする為にこの「住宅デー」という記念日が制定されたのです。この日を中心として、職人による住宅相談や、独居老人宅や保育園・小中学校の修繕ボランティア、子供達の為の木工教室などが開催されます。
全建総連は、1960年(昭和35年)11月に土建総連、全建労、東建産が統一して結成された団体であり、建設従事者・職人を中心に構成されます。英語表記は「National Federation of Construction Workers’ Unions」と読み、この記念日を含むイベントの企画やシンポジウムの開催、機関紙「全建総連」の発行、ボランティア活動などを行っています。