さあ、私GUSSANの、極私的な作品の制作過程を、追ってみましょう。
まず、今回は「桜」をテーマにとの、事業所さんからの依頼でした。
デザインの基本原則について、検索するとデザイン思考を体系化した記事が、色々と掲載されています。私も参考にして考えています(参考:btrax 米国のデザイン教育から学んだこと/ https://blog.btrax.com/jp/what-i-learned-from-design-education より)。
ですが実際は、定義は厳守するものではなく、デザインのプロセスを意識して、プロセスの過程で、色々な順番で定義を利用していくものです。
「桜」の場合は、締め切りの問題で1週間ほどで制作する必要があった為、まず最初に水彩画にして、線やバランスを簡素化するよう決めました。作りながら考えるように、簡素化できる事を前提にした上で、この作品で解決する問題や、メッセージや、構図などを同時進行で考え、「人間も自然界の一部」と伝える、という問題を扱うことにしました。
この今回の「桜」は、桜の名所の景色の写真を参考にデザインしていきましたが、私は毎回、デザインで解決する問題を(どういった事をする為に、どういった方法で、どういったデザインにするか)考える際や、そのために必要な情報収集をすることと、では具体的にどんな絵を描くかを同時に考えていきます。締め切りや難易度、写真や情報を集められる範囲、などなど、色々なことを同時進行で検討していきます。
この段階を踏み、やっとデザインのざっくりとした全体像が決まっていきます。
この段階で、色を決めます。部分部分の色を参考にしている色見本から、具体的に決めてから、いよいよ作品を描き出します(参考:和色大辞典 / https://www.colordic.org/w より)。
ここまで読んで頂き大変ありがとうございます。極私的な内容ですので、お時間がある方、第二部もありますのでお楽しみください!。
では、続きは、Part 2にて (^_^)!。