作品詳細
透明水彩の小さな夜-4頁 星空と灯台
・ホルベイン 透明水彩絵の具 / ターナー アクリル絵の具 / 鉛筆
・ターレンスアートクリエーションスケッチブック
・見開きサイズ 18㎝×9㎝
・イラストのマス目 3㎝四方
・制作時間 3時間
だんだん夜が更けて星が見えてきた空と、
その下の小さな灯台を描きました。
そばにあるベンチに腰掛けて、
夜空を眺めているところを想像してもらえたらうれしいです!
この絵の灯台の、思い出について。
この灯台には、モデルがあります。
夫と沖縄へ行った際に見た、
真っ白で美しい浜辺に立っていた、小さな灯台です。
夕方、観光を終えてホテルへ向かう途中で
「この近くも歩ける砂浜があるみたいだよ」
という話になり、グーグルマップを頼りに海へ出る道を探して歩きました。
たまたま立ち寄ったので名前や正確な場所を覚えていないのですが、
そこで天上の景色かと思うほど美しい夕景を見ることができました。
砂浜が真っ白、透明な海も砂の色を透かして真っ白、
そこにオパールの遊色のようなごく淡い夕焼けのグラデーションが映り込んで、
砂浜に立った時には「夢か現か…」と思ったものです。
海を見渡すと遠くの小さな岬に小さな灯台が立っていました。
その時夢中で撮った写真を参考に、この絵を描きました。
思い出を込めたぶん、とても楽しく描けました。
撮影が、むずかしい…
余談ですが、この「小さな手帳に描いた小さな絵」の撮影がなかなか難しく、
色々考えています。
今回の灯台の絵は3㎝四方に区切ったマス目に描いているのですが、
こうして写真をブログにアップしてみると、
作品のポイントである「小ささ」が分かりにくいなと気が付きました。
次は何か、大きさがわかる小物を撮影に使いたいと思います。
邪魔にならずに添えられるものなら、鉛筆や筆などの画材でしょうか。
撮影も工夫で楽しみたい所存!