皆さん、こんにちは、こんばんは、メルンです。
いつも拝読・イイネ・応援などなど、本当にありがとうございます(土下座)。
今回は私ことメルンが「いつもどうイラストを描いているのか」を紹介したいと思います。ちなみに私がデジタル画を始めたのは約2年前の冬頃です。
今回は「みるとレフィール」を描きます。
「使っているもの」
ノートPC、wacomの板ペンタブ、メディバンペイント(無料)、その他資料。
①下描き。
ざっくりと、こんな感じがいいなーって描きます。余計な線とかもあります。
②下描き、完成。
全体できあがり。顔や各パーツの大きさ変更など、ここで調整しないと後で泣きます。
③レイヤーを追加してペン(線)入れ。
下描きのレイヤーの不透明度を下げ、塗り絵の線のように薄く見えるようにし、ペン入れ用のレイヤーを追加して本線を描いていきます。
身体の線、完成。よく見ると下描きと形が違う部分がありますが、ペン入れしていると稀によくあります(どっちだ)。
④細かいところ用のレイヤー追加、ペン(線)入れ。
「羽根」をレイヤー別にしてペン入れします。みるの羽根色は線がピンク色なので色変更も忘れずに。画像にしていませんが、みるの鎌は挿入する素材としてレイヤーにして入れています。(本格的に出すのは色付けしてから。)
⑤ペン(線)入れ、完成。
下描きの表示を外して、書き忘れなどをチェックします。ついでに鎌も表示して配置調整。
⑦ベタ塗りtime。
レイヤーを塗り用に追加し(線の下)、バケツで塗れるところは塗っていきます。
ベタ塗り中に線で気になる細かいところを見つけたら、レイヤーを切り替えて消したり付けたりします。(画像だと刀の線が羽根の線と交わってしまっているところなど。)この時レイヤーの切り替えを忘れて塗りに戻ると魂が抜けます(泣)
⑧バケツで塗れないところなどを塗る。
目や装飾品、影などの細かいところをペンやバケツを駆使して塗ります。上に「ぼすらっしゅ」というタブがありますが、秋イラストです。既にある絵や設定画を別に開いて、その色を「スポイト」でコピーして塗っています。
⑨別レイヤーと組み合わせ。
羽根も同じようにレイヤーを分けて塗り、挿入した鎌も表示(不透明度下げる)して、チェック。今回鎌はレフィールの羽根の後ろになるようにするので、羽根とみるの手と重なっている部分は、消しゴムでちまちまと消します。
⑩背景を付ける。
特にこれと言って背景を描かねばならない時以外は、この辺で全てのレイヤーの表示を消して、新しい背景用のレイヤーを足します。だいたいの案が無い場合は、私は「グラデーション」で色にグラデーションを付けるだけにしています。この場合は空色で、上に行く程に雲の白になるようにしました。
⑪もっと細かいところの塗り、塗り忘れ確認。
髪のツヤや光加減、細かい影などを塗る最終調整です。背景色で塗り忘れの確認もできます。ここもレイヤー変更の間違いに注意。(一番疲れて、一番しんどくなります。)
⑫イラスト完成!!
そうして完成したものが、こちらです!
(本当は「乙女ゲームの〜」の挿絵2枚目を使用する予定でしたが、下描きのレイヤーが何故か消えていたので、1から描きました。みるとレフィールなのは完全に趣味です。)
皆様はちゃんと使用したレイヤーも完成絵も、忘れずに保存しましょう!(できれば本体やクラウドだけでなく、USBや外付けHDDに保存すると便利で安心です。)
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いかがでしたでしょうか?
これを沢山やるのが、季節のポスター、お仕事関係のイラスト、長編挿絵(の盛り上がっているところ)ですね〜。私の姿勢が悪いせいで首が痛くなりがちです…。
内容にもよりますが、構想含めてだいたい1枚3日〜1週間くらいかかっているかな?描くものが詳しく決まっていれば1日でもなんとかなりますが、締め切りが近い&量が多いと最後の細かいところなどは疎かになったりします。
そして挿絵などは投稿してから塗り忘れに気付いて凹んでいます(涙)
私のイラストの描き方が参考になるとは思っていませんので、こうやって描いて毎回お出ししています程度の紹介になれば幸いです。
それでは、長々とご拝読ありがとうございました!
10/11作成、メルン。