【太陽が見える場所】から遠くへと離れる為に何層を下っていったのか▲5号が言っていた通り大階段を降りて行き入口が見えてきた頃、だんまりな〇に対して5号は口を開きました。
▲5号「やっと都市の入口が見えてきたね これで君は一応は安全だよ ただ注意しなくてはならない事があるんだ…さっきあの太陽を見てしまった話でこの先 都市に足を踏み入れたら僕は君に対して失礼な態度にならなきゃいけないんだ。」
〇は(どうして?)と言わんばかりに首を傾げ、▲5号は更に言葉を続けました。
▲5号「いいかい?この都市△(さんかく)には『下の階級に存在している者とは沈黙に』というルールがあるんだ同じ形の自分でも意味がわからない…でも上層部である赤色はこの世界では絶対で今は何気なく君と僕は話し合っているけれど、もしバレたら君も僕も洩れなく奈落の底だ。」
会話を続けていく中で大階段が降り終わり入口の目の前にようやく辿り着いた後▲5号はその場に立ち止まり、これからの状況と注意を改めて伝えてくれ〇もしっかりと頷き耳を傾け始めました。
▲5号「もう一度説明するから良く聞いてね、絶対に忘れちゃいけないからね。」
▲5号「今から僕はこの頭のおかしいルールに則って君に対して寡黙にそして差別的にならなくてはいけないんだ周りから関係性を悟られない様にね…とは言っても此処から〇の世界には行けないからこそ百も承知の行動になる、許してくれ僕だけならともかく君まで太陽を見ただけで死ぬなんて僕は信じたくないからね……どうか許してほしい…。」
5号はそう言って語り終えると人が変わった様に〇を置いて入口へと向かって行くのでした。
▲5号「行くぞ、世界が待っているからな。」
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今回はここまで!どうもHRMです(/・ω・)/ さて3話はいかがでしたでしょうか、この物語は最序盤にして内容がクライマックスになり掛けておりますが まだ始まったばかりです( ̄▽ ̄)かなり前の作品で語りましたが…そうですねもうこの3話の時点で察する事が出来ますが普通に黒いですね、なので許される範囲で言葉選びをしたいと思ってます(-_-)
自分が作っている創作はほぼドギツイ世界観が幅広く物語が進むに連れて深刻になっていく過程があるので頑張って抑えても語気が強くなりがちなんですよね、この【△】という作品もその一部で架空の世界ながら重たく何かしらの争いが起きている物語として描いている事が多く本編創作である【崩神の世界】という物語も【△】とは比べ物にならない程 深刻な世界観をしている為ここでは結構マイルドな表現をしております詳しくはSNS行きになりますが非推奨となります。
保険という仮の名 脱線から話を戻して【△】3話ですが〇と▲が都市に足を運ぶ事になりますが物語が始まったとはいえもう既に深刻な状態になってしまっている二人ですがごまかせるんでしょうかね、先程の言葉から不安が積もっていきますが見守ってあげてくださいませ。
さてあくまでも予定になるんですが30話構成になる可能性があり実を言うとこの物語はかなり展開の早い作品で物語の時系列も短かった覚えがあります、ハイ。
…という訳で長話は以上になります、また次回(/・ω・)/