漫画『DOG SIGNAL』を読んでの感想です。

漫画『DOG SIGNAL』を読んでの感想です。
原作 みやうち沙矢
ドッグトレーナーの漫画です。初めて犬を飼う人におススメです。
2020年3月現在、3巻まで発売中です。

『ComicWalker』と『ニコニコ漫画』で、連載中です。金曜日配信。

https://comic-walker.com/

【登場人物は?】

佐村未祐  ・・・元カノから、犬を押し付けられてしまう。
         犬を飼うのは初めてで戸惑うが、飼う事を決意して、
         眞一郎の見習いとなる。
丹羽眞一郎 ・・・スゴ腕のドッグトレーナー。コミュニケーションは苦手。
         コミュニケーションの部分は、未裕に助けられて
         腕の良さが伝わり始め、仕事が増えている。
サンジュ  ・・・未裕の元カノが置いて行った犬。プードル。まだ子犬。
         やんちゃでドッグトレーニングの最中である。
ウルソン先輩・・・眞一郎の犬。8年間仕事を手伝っている。
         未裕よりベテランなため『先輩』を付けて呼んでいる。
         非常に穏やかで、物覚えが良い。プードル。

【内容は?】

未裕を通して、初心者の犬の飼い方、しつけ方等が分かりやすく
書かれています。
私が猫を飼う時に、飼い方の本を読んで注意した内容などもあって、
生き物を飼った経験のある人には『あるある』な部分が多いです。
初めて飼う人には、専門書を読むより分かりやすいと思います。

【コマンド】

 よく『コマンド』という言葉が出てきます。
これは、犬が混乱しないように、命令語を統一する・・という事です。
例えば、犬を座らせるときの『お座り』は当たり前ですね。
これが、盲導犬だと『シット ダウン』を採用しています。
なぜか?というと、日本語だと【方言】で発音に違いが出るからです。
でも、一般家庭で飼う犬の場合は、そこまで堅苦しく考えなくてもいいでしょう。
一度『お座り』と【コマンド】を決めたら、それだけを使いましょう。

【元々は犬派】

私は、元々は犬派でした。その頃は、犬関係の本を読み漁っていました。
盲導犬にハマった時期があり、上記の知識はその時のものです。
それと祖父が雑種犬を飼っていたので、少しは触れ合った経験があります。
『散歩の時間がとれそうもない』という理由で猫を飼い始めて、
すっかり猫派になってしまいましたが、時間に余裕があれば犬も飼ってみたいですね。

【名前は呼ばない】

初めて飼う人が、やってしまいがちな失敗がコレです。
『叱る時に、犬の名前を呼んで叱ってしまう』
なぜダメか?についても、分かりやすく書かれています。
簡単に説明すると、叱る時に名前を呼ぶと、名前の単語を
【ダメ!】という意味だと覚えてしまうからです。

そうすると、どうなるか?というと、
せっかく考えたお気に入りの名前が、使えなくなります。
私も猫を飼い始める時に、飼育書を読んでコレだけは守りました。
ものすごーくお気に入りの名前をつけたので、絶対に変えたくなかったのです。
コレは今でも気を付けていて、たとえば私の家は、猫がテーブルの上に乗るのを禁止しているのですが、乗った時は、一切、名前を呼ばずに『ダメ!』『降りて』『イケナイ』これの繰り返しです。名前はぜ~ったいに呼びません!!
もちろん、きちんと降りた後は、「偉いね~○○^^」と褒めちぎります。

【最初からスゴ腕ではない】

スゴ腕のドッグトレーナーとして登場する『眞一郎』も最初から
そうではなかった・・という成長の様子も描かれています。
ここはかなりシリアスで、しつけに体罰が必要か?という内容になります。

【漫画としても面白い】

犬のしつけの参考にもなるし、単純に漫画としても面白いので、
犬好きな方、これから飼いたい方などなど、広く読んでもらいたい作品です。

〈お話のだいたいの内容です☆〉

【1巻】          【2巻】  
〇リードの持ち方      〇去勢手術         
〇散歩の仕方        〇お留守番
〇叱り方          〇体罰は必要か?
【3巻】
〇犬の社会化トレーニング
〇コマンドの教え方
〇生理現象のトレーニング

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るぅふぁす

初めまして、閲覧ありがとうございます。 短シッポのキジトラ猫が好みの猫好きです。 猫パンチをしない猫も好きです。 何かと猫を絡めて話してしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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