〔1〕
『太陽が見える場所』から離れ通路の中へ進み数十分と経った後、世界のルールの為に黙り込んでいた5号が〇に向かってか ゆっくりと口を開き話し始めました。
▲5号「この世界のルールとはいえ黙るのも辛辣で居るのにも慣れていなくてさ僕にはまだ早そうだよ…でも街に着いたら君に対して差別的な行動を取らなきゃいけないなんてさ、本当に今壊してしまいたい程おかしい話だよね。」
そう愚痴を溢し、〇は彼の言葉を聞き流したのか聞き入れたのか俯きながら後ろをそのまま着いて行きました。
〔2〕
暫く歩き続けていると、さっきまで緑色ベースの空間が少しずつ赤色へと変わっていきました。
〇が見上げていると、5号は声を震わせながら息を飲み言葉を続けて言いました。
▲5号「さぁ本番だよ…死にたくない人はこのイカれた秩序の中を必死に生きているんだよ勿論それは僕自身も同じだ、皆せっかく辿り流れたこの場所で死にたくないから……。
▲5号「この△の世界から〇の世界に帰る術なんてのは無いんだ…此処から下へ深く続く墓地のもとに落とされて死ぬ他ない、この世界の行き来はこの世界の地位のある者が良く知っているハズだ、僕は△の住民になってから市民である〇と□の死を沢山見てきた……もう懲り懲りなんだこれ以上は犠牲はもう見たくはない…!」
〔3〕
そう言い黙り二人で歩き進んでいくと、やっと目的地に辿り着きました。
そびえ立つは世界の中心部、真っ赤で欠けた三角形。
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今回はここまで、どうもHRMです(/・ω・)/ さて4話はいかがでしたでしょうか1コマでは情報が塊にしかならないので早速3コマ漫画になってしまいましたが次回は6~7コマぐらいになります、コマに対してセリフがひたすらに長ェので絵そのものの調整が面倒過ぎるのでちょっと諦めております、リカバー出来る方法としては効果音をナチュラルに『ガッ!!』とか描いていく他ないかもですがペイントで描くには非常にキツいんだよなぁ、大変だァ。
本当は語りとか失くしてキャラの台詞だけ文章で書きたいけどやっぱり眼での情報が欲しくなるもんです。
さてようやく都市▲の世界に来ましたが5号の発言のおかげで不穏な空気が立ち込めておりますね、まぁ凄いという言葉では処理しきれないぐらい不穏に不快になっていくんですけどね……あぁ、そうそう ある回を境にこの後書きを失くすつもりでいるので暫くお付き合い下さいませ。
このペースでやっていくとして予定していた30話での完結ってのはかなり困難モノなのかもしれませんね、最終的には1話につき10コマずつにもなりそうな気がしますが、というかこれが限界値のコマ割りになる気もしますね。
次回は都市の世界へ足を踏み入れる事になりますがどうなっていくことやら……。
そういや前回更新したであろう夫婦キャラのイラストを見たんだけど画質が荒れに荒れていましたね、アレ何?せっかく丁寧に描いたのに見られないんじゃ作者として溜まったもんじゃないのでSNSにピッカピカな画質で載せたので是非検索して見てね。
ではまた次回(/・ω・)/