【ポケベル】一世を風靡したサービスに想いを馳せる

豊富な種類のポケベルが生産されており、社会の間で語呂合わせも流行した。
一つ一つの文字と文章に、想いを込めて…。

今回はポケベルのイラストを描いてみました。ポケベルといえば、1990年代に一世を風靡した大ヒットアイテムです。今回は記事を通して、ポケベルの誕生から別れまでをお話したいと思います。

【みんなから愛されたポケベルとは?】
日本では「ポケットベル」、略して「ポケベル」と呼ばれる無線呼び出しは、1968年に公衆サービスが始まりました。1958年にアメリカで「ベルボーイ」という名前で世界初のサービスが提供され、当時は呼び出し番号を相手に伝えるものでした。やがてその技術は進化し、特定の電話番号に電話をする事で呼び出すものとなり、知名度が上がっていきます。

【ポケベルの流行と衰退】
数字などを使う語呂遊びも流行し、ポケベルをテーマにしたドラマ「ポケベルが鳴らなくて」およびその主題歌である「ポケベルが鳴らなくて」という曲は大ヒットしました。例えば「14106」なら「愛してる」、「194」なら「行くよ」、「0840」なら「おはよう」、「8181」なら「バイバイ」といった数多くの組み合わせがあります。1990年代に一世を風靡したポケベルは社会現象となり、長い間親しまれてきましたが、時代の進歩と共に少しずつ衰退していきました。新たに携帯電話やパーソナルコンピューター、スマートフォン、タブレットといった通信アイテムが発展し、ポケベルという存在が「過去」という名の更地に忘れ去られてしまったのです。

【8181ポケベル】
ポケベルが生産終了し、去年9月末頃にはポケベル関連サービスは終了。その半世紀の歴史に幕を下ろしました。同時に東京・秋葉原では「みんなのポケベル葬」というポケベルのお葬式が催され、葬儀は「1141064=愛してるよ」の語呂合わせで締め括られました。

次の未来を、「時代」という名の橋を渡る携帯電話、パーソナルコンピューター、タブレット、スマートフォンに託して…。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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