漫画『ReLIFE』を読んでの感想です
原作 夜宵草
『comico』で連載してました。https://www.comico.jp/
現在は新作『ブルーハーツ』を土曜更新で連載中です。
【ストーリーは?】
『海崎新太(27)無職』から始まります。
とある事情で新卒で入った会社を3カ月で辞めています。
面接もことごとく落ち、ついには実家からの仕送りも止められてしまいます。
そんな時に『リライフ研究所の夜明了』という、どこから見ても怪しい人に
声をかけられます。
「1年間高校生になって、高校に通ってもらいます」
生活費等は全て面倒をみる、と言われて、若返るという怪しい薬を受け取ってしまいます。
それを酔った勢いで飲んでしまい、10歳若返る所がファンタジーです。
もう一つは「この1年間に高校生としての海崎さんと関わった人の記憶は消える」という所ですね。
とにかく〈契約完了〉してしまい、高校3年生に編入します。
【10年ぶりの高校生活】
10年ぶりの高校生活、筆箱を忘れたり、タバコを持ち込んだり、
初歩からつまづきまくります。
【新しい登場人物】
教室に入って適当な席に座っていると「そこ私の席なんですけど」と声をかけられます。
後から分かりますが、学年トップの日代千鶴さんでした。
他に、前の席に座った大神和臣。
隣の席で、鉛筆と消しゴムを貸してくれた狩生玲奈。
同じ編入生の小野屋杏。
それに、なぜか自分も若返って学校へ通っている夜明了。
などなど、個性的なメンバーが揃います。
【日代さんの行動】
ひょんな事から、関わる事になります。
初日の放課後に、日代さんから
「携帯番号を教えて欲しい、友達になりたい」と言われ、
携帯番号を交換してしまいます。
ここら辺から海崎の『影薄く、1年過ぎて欲しい』という当初の思いとは
変わってきてしまいます。
【続きは読んでね♪】
続きは、実際に読んでもらいたいですね。いろいろな伏線が上手く噛み合って、
ラストもキレイにまとまっています。
最終巻15巻の描きおろしは、必読でしょう!
小野屋杏が気になる人は、12巻からの描きおろし漫画を読むことを
おススメします。
【メディア展開】
1・TVアニメ化しています。完結編まで出ているのですが・・・、
15巻の描きおろし漫画の部分は無いので、やっぱり15巻を読みましょう。
2・実写映画になっています。ラストは、原作とは違っています。
小野屋杏は登場人物としてはいますが、全然関わってきません。
3・舞台化しています。ラストは、この作品唯一の《バッドエンド》です。
残念ながら映像化はされていません。
>私は2016年9月18日(月)原作者:夜宵草先生 限定サイン会の日に
観劇しました。入り口でサイン会抽選用のアンケートが取られました。
>観劇後、会場を出ると、サイン会当選者の名前が貼りだされていました。
当選者15名の中に私のニックネームもありました。
おそるおそるスタッフに「あの○○ですが・・・」というと、
サイン会の準備をするので、ロビーで待つように言われました。
>少数だったせいか一人一人の持ち時間が長かったです。衝立の向こうに
入場する前に名前と描いて欲しいキャラクター名を聞かれました。
>目の前で、イラストとサインを描いてもらいました。
時間が長くて、何を話したか覚えてないですね(;・∀・)
【ラストは?】
舞台化が唯一の《バッドエンド》という事は・・・、原作はそうではないので、
安心して読んで下さい。
※私的には、ピアスとかビールとかちょこちょこ気になる所のあるマンガです。
進学校で校則が厳しそうなのに、結構ゆるいですし。
盗聴や尾行もあるしね。
でも、日代さんや周りの心の変化の描き方はとても良いと思います。
途中、暗くてシリアスな部分もありますが、頑張って完走して下さい!