レジン製作の失敗をなくすコツ! part.1

レジン製作での失敗といえば、空枠からの液漏れや未硬化によるべたつきだと思います。
気泡が入らないコツ、モールドを上手く使うコツも含めて、この4つの項目に分け解説していきます!

〇空枠の液漏れ
底がついていない金属の空枠。そのままレジンを注ぐことはできないのでマスキングテープで底を作ります。このテープと空枠の隙間からレジンが漏れてしまうことがありますが、そんな失敗はなくすことができます。
まずマスキングテープは細い物よりやや幅のあるものを使うのがおすすめ。テープを重ねることによる段差を少なくするためです。同じ理由で、厚みの少ないマスキングテープの方が重ねた時の厚みができにくいです。買うときの見極め方は、無地のものを選ぶこと。柄が印刷されない分薄くなっています。長めにテープをとり、空枠ぎりぎりに貼らないよう気を付けてくださいね。
そして空枠にぴっちりテープを密着させること。裏返してテープ越しに空枠を爪でなぞり、隙間を徹底的になくします。
この2つでそうそう漏れないかな、と思います。私も最初は硬化する際に漏れてきて、カッターで切り取っていましたが、レジン専用にマスキングテープを買い替え、このように徹底してからは漏れなくなりました。

〇べたつく未硬化
未硬化の原因はライトの照射が足りないから。思っているより1分足して硬化時間をとってみてください。照射が終わってもすぐに取り出さず、冷めるまで待つのも大事。
それ以外にも未硬化の原因はたくさんあります。着色剤が多すぎる、一度に硬化するレジンの量が多い(厚い)、パーツなどが光を遮断しているなど。
着色剤は多ければ多いほど、不透明になるほど硬化が難しくなります。不安なときは、元から色付きのレジン液を買うのもおすすめ。
レジン液は何層にも重ねて作るものなので、一度にたくさん注ぐと失敗の原因に。
パーツを入れて光を遮っているときは、レジンがある程度固まってから、ライトの下で傾けてみたり裏返してみたりして、なるべく光に当たるようにしてみてください。
仕上げに専用のコーティング剤を塗るのもおすすめです。

part.2へ続く

  • 1
  • 0
  • 1

Snow

ハンドメイドが趣味です。動物も大好きです! うさぎを月にお見送りしました。コーギーのような柄の、立ち耳のネザーランドドワーフです。二代目うさぎを飼っています!

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内