今回は気泡が入らないようにするコツ、モールドで上手く製作するコツを紹介します!
〇気泡根絶
空気が入るのは、着色剤やラメをレジン液に入れて混ぜるとき。ゆっくり混ぜてみてください。空枠の隅にも気泡が生まれやすいので硬化前にチェックをします。ライトの光が強すぎても気泡が生まれるので、調整ができるライトであれば弱めで長時間当てるようにしてみてください。
部屋の温度が低いとレジン液の粘度が上がり、気泡が抜けにくくなります。温かい部屋での制作がおすすめです。どうしても入ってしまった気泡は、硬化前であれば埃が入らないようにして数分放置したり、レジン液ごと気泡を掬い取ってしまうのもいいと思います。硬化後であれば、気泡まで穴を空けたり削ったりして、レジン液を入れ修復します。
これだけ無くす努力をしましたが、気泡を生かした作品も作れるので、ぜひ挑戦してみてください!
〇モールドを上手く使う
シリコンモールドでの制作は、未硬化になりやすかったり、硬化後に反って固まってしまったり、失敗が多いですよね。私も未だに苦手意識があります。ですが工夫を重ねてましになった方法があります。
未硬化になるのはモールドの底だと思います。表から硬化した後に、裏返してライトを1、2分当ててみるとしっかり硬化できると思います。製菓用や2液性レジン用の不透明なモールドはどうしても底面が固まりにくいので、使うときは普段よりもずっと薄く塗ってしっかり硬化してからの方がいいと思います。
そしてもっと固まりやすくするために私はアルミホイルを使っています。
ライトの中、底にアルミホイルを敷いてその上でモールドや金属フレームを置くと、光が反射して底面も硬化しやすくなります。お試ししてみてください!
硬化して取り出してみるとくるっと反って固まっていたときは、温かいうちであればある程度真っすぐにすることができます。素手で触ると未硬化のレジンがついてしまうかもしれないので、手袋やファイルなどでぎゅうっと押し付けると、平らになっていきます。そのまま抑え続けると反りがましになります。
とはいえ対策をしたいですよね。残念ながらレジン液が原因のこともあります。私が最初に使っていたものがそうで、硬化の際の収縮でどうしても反ってしまいました。だからそのレジン液は粗悪品、というわけではなく、金属フレームでの制作用にしたり、小さいパーツを作る用にしたりすれば使えます。
又はライトの光が強すぎることもあります。調整できるライトであれば、弱めの出力で当ててみてください。
レジン製作、失敗も改善しながら、活かせるときは活かしながら楽しんでくださいね!
レジン製作の失敗をなくすコツ! part.2

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