近頃、『丁寧に暮らす』ことが流行っているらしい。
良い事だと思うなぁ…自分もそういうのが好きです。
古民家の黒光りする床を磨く婆ちゃんになりたい。
インテリアやDIYに徹底的に凝るのは経済的・時間的に
難しいですが、出来る範囲で少しづつ…
そうなると手っ取り早いのが、断捨離です。
そういや『断捨離』って言葉は三字熟語なのかしらと思って
調べてみたところ、安直に口にしたり文字にしたら
お金を支払う必要があるのか裁判沙汰になるのかと
戸惑う記載がwikipediaに在りました。
だって、思想を商標登録してるんですよ?
この記事は商用じゃないと思うのですが戦々恐々…
たぶん大丈夫なので気を取り直して。
実はこの断捨離が自律神経を整えるとの事なんですね。
図書館で手にした本にそう書いてあって。
テスト前の整理整頓や、ストレス解消の力仕事や掃除…
知らず知らずのうちにやっちゃってたんですねぇ。
自分のやり方は①「要る」「要らない」「判らない」の実行
➁収納場所や収納物の形状見直し(有るもので工夫し、
無いなら仕方なく買う。しかし安物買いの銭失いは駄目)です。
我が家はこの春思い切って食器を減らし、
扉を破壊されて埃が溜まる食器棚を撤去しました!
家族が定物定位置を守らない事もストレスでしたし、
流しから食器を乾かす為の場所まで往復4メートルを
繰り返さずに済む様になり、時短と渋滞緩和に。
撤去した食器棚は子ども部屋の収納になりました。
さて、食器は何処にしまうのか?
それは流しに立つ私の背後に置いてあるオープン棚です。
出番が少ない子もいれば掃除頻度も減らしたい訳です。
そこで、埃よけ目的の”刺し子のクロス”を作ってみました。
隙間時間を利用して、のべ10日!
やっと出来上がりました。
今回の作品は以前購入していたfelissimoのキットを用いました。
ランニングステッチの連続で、一見簡単な様でいて根気が要るし、
単純作業の様でいて要所要所に工夫が要るから気を抜けない。
基本に戻ってシンプルにっていうのは、
奥深い事だなぁと、大人になった今ではそう、感じるのでした。
出来上がった刺し子は手に馴染む仕上がりで、満足です。
この、作品への愛着もオキシトシンで自律神経が整うそうですよ。