前回カエルがま口に失敗した者です。
予告通り、普通のがま口小銭入れを作ろうと思います。
材料:
7㎝口金&紙ひも(付属品)
表布・裏布それぞれ2枚
その他接着芯・ボンド など
布は13cm×9cmのものが2枚あればいけるので
残っていたブロード地のはぎれを使うことに。
表布には接着芯を貼りました。
布+接着芯は薄すぎて厚すぎても扱いにくいので、
毎回割と悩みます💦
作ります
前回の失敗もあるので、大人しく手順通り作成します。
まずは表・裏布をそれぞれ縫いどまりまで縫います。

緑の線のところです。
縫い代はアイロンで割っておきます。
それぞれ中表にして縫い止まりの位置を合わせ、口部分を縫います。
返し口のところだけは縫わずに開けておきます。
表にひっくり返したら返し口のところも縫って閉じます。
ここは口金に差し込んで見えなくなるので、多少雑でもOKみたいです(;’∀’)
手縫い(まつり縫い)で縫うと良いらしいのですが
面倒なのでミシンでざっと縫っちゃいました。

この状態にしたら、口金にボンドを付け、目打ちや爪楊枝で
布を溝に押し込んでいきます。
ここで使うボンドについて、普通の木工用ボンドでいいのか
もっと強力な接着剤にするべきか?と前回も迷いました。
木工用だと強度が不安だし、水濡れに弱いのでは……?
しかしまぁ、突然口金をむしり取りたくなったり
小銭入れを水につけてボンドが溶け出す、なんてシチュエーションは
滅多にないだろうということで、結局普通のボンドを使いました。
追加で紙ひもを内側の隙間に押し込んで固定させ、

乾いたら、ペンチで口金の端をかしめます。
完成~!

いたって普通の小銭入れです。が!
一度失敗した後なので、普通に出来てほっとしました。
応援してくださった方々もありがとうございます!!
小銭に限らず、何か別のものを入れてもいいかもですね。
【余談】がま口に関して勘違いしていた件
自分はがま口って「昔からあるやつ」くらいの認識しかなく、名前からして
日本でできたものじゃないか、と長らく思っていたのでした。
しかしこうした口金付きの小物入れは本来ヨーロッパ生まれ。
日本には明治初期、フランスで大流行していたものが持ち込まれたことで
広まっていったのだそうです。
フランスでがま口……なんか想像もしていませんでした。
(もっとも、”ガマの口”に見立てたのは日本らしいですが)
前々回の巾着もそうでしたが、身近な道具のルーツとかって
普段あまり気にしてないので、知るとなんだか面白いです。