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こんにちは、Heinzです。
今回はカレーの話をしようと思います。
料理系の記事が立て続けになりましたね(笑)
実は私、成人するまでカレーが苦手でした。
子供の好きな食べ物のランキングに上がる位、嫌いな人がいないイメージのカレーですが…しばらく苦手だったのです(笑)
原因は色々とあるのですが…
家庭や給食のカレーにはジャガイモが入っている場合が多くないですか?
あれが煮込まれて溶けた時のなんとも言えない喉に引っ掛かる食感がどうも駄目で…
もちろんジャガイモが嫌いなわけではないのですが、味噌汁の中に入っていたりするのも苦手だったりします。
汁の口当たりがシャリシャリしてむせるので。
それから、母のつくるカレーはコンソメの入れすぎでしょっぱかったり、逆に薄味だったり、いつも違う味がして当たり外れがあり、給食のカレーはボヤっとした薄味でしたし…
ファミリーレストランで出てくる高いカレーは、なんというか「辛み以外の味がしない」だったり。
何故なのでしょうね。
カレーが、カレー味なのは仕方ないのですけれど…
高級な所ほど、甘味、しょっぱみ、酸味だとか…そういう物がなくて、カレーの辛い味以外がないという。
辛み以外の味は?!
コクは?!
うまみは?!
となってしまって。
私にとってカレーはあまり美味しくないもの、という印象でした。
ちなみに辛いものは好きな方だと思います。
そんな私が、唯一美味しいと思えたのが、給食で出た「ドライカレー」です。
ピラフではなく、所謂キーマカレーですね。
何故かドライカレーという名前で出ていました。
折角美味しいカレーを見つけても、給食で出てくる頻度はかなり低く、悲しかったので、家で母にリクエストしたら、出されたものはカレーピラフ(しかもやっぱり味がない)。
違う、それじゃないんだぁああ!!!!!!
その上、中学に上がったら、給食の「ドライカレー」はカレーピラフになり…(笑)
成人するまでキーマカレーという名称を知らなかった私は、それに出会うことができず、ずっとカレーが苦手なものになってしまったというわけです。
ですが、私にはカレー嫌いを克服しなくてはいけない理由がありました。
アレルギーです。
アレルギー食材が多く、外食で色々なものを選べない為、一番安全なメニューがミートソースパスタかカレーだったのです。
カレーが苦手だとミートソースパスタ一択になってしまう…
こうなれば、いつものアレです。
「ないのなら、作れば良いよ、ホトトギス」
私が料理をするきっかけは、大体これなのです(笑)
自分が食べられないものを、食べられるものにするための儀式。
ということで、試行錯誤を繰り返し、キーマカレーを作れるようになって、カレーへの苦手意識は少し克服できたと思います。
母の作ったものは相変わらず微妙ですが。
余談ですが、私のキーマカレーは大変シンプルです。
たまねぎ6個
にんじん2本
牛豚合挽き肉 300~500gくらい
野菜ジュース(一日分の野菜) 2缶
固形コンソメ 2個
カレー粉(S&B赤缶) 1缶
カレールー(こくまろ) 甘口、中辛、辛口を混ぜて何欠か
メープルシロップ
砂糖?(パールスイート)
塩
タバスコ
コショウ
ソース
ケチャップ
インスタントコーヒー(極少量)
シナモンパウダー
ジンジャーパウダー
とか、そんな感じだった気がします。
メモをとっているわけではないので、確か入れたなあくらいのあれですが、毎回同じ味になるので多分大丈夫。
最近ではレトルトの中でも、おいしいカレーを発見したので(銀座カリー 中辛)、もうカレーの味に困ることはない気がします。
ようやく世間が、私の「美味しい」に追い付いた。 ←言い方(笑)
─Heinz