依頼を受けてこむぎさんのキャラクター黒風りんさんを樹脂粘土でフィギュアにしました。
デフォルメフィギュアなのでどうしても大人っぽさはパッと見表現できませんでしたが、頂いたイラストのようなポーズでなんとかカバーできたかなと思っています。
色数が多く細かい装飾も多く難しい造形でしたが、とても楽しんで作ることが出来ました。
以下作成工程を簡単に説明します。
フィギュア作成工程①
【材料】
・樹脂粘土(台座は適宜調達)
・アクリル絵の具
・パステル
・つや消しトップコート
私はまずポーズなど決めるためアナログでもデジタルでもいいので、すぐ手元で確認できる形で設定画を描きます。
今回は作者様からイラストを頂いていたので大体大きな所のみを描き込んで迷子になるのを防いでいます。
フィギュア作成工程②
顔と体は別々に作ります。
粘土の着色はアクリル絵の具で行っています。
私の使用している粘土は乾燥後発色が濃く出やすいので様子を見ながら行います。
接続部はアルミ線でつないでいます。
顔を作る際、薄っすら口の線のあたりをつけていると先のイメージがしやすいです。
フィギュア作成工程③
ほぼ下半身はできた状態です。
背景が汚いのは気にしないでください(笑)
個人的にですが下半身から作っていった方がうまくいく気がします。
顔の面相ですが、樹脂粘土はつるつるしていて色鉛筆などで下書きする私には描きにくいのでのっぺらぼうの状態で一度薄くトップコートを吹きます。
※顔や細かい所はプラモデル用の面相筆が描きやすいと思います。
頬や眉間などにパステルで色味を足したらもう一度トップコートを吹けば、パステルやアクリル絵の具は色落ちしなくなります。
フィギュア作成工程④
ほぼ完成しています。
この後、パステルや色鉛筆で大まかな影を追加して強弱を足します。
そしてトップコートで終了です。
完成!
完成しました!
スマホなどで撮影+加工をして保管するなりプレゼントするなりしましょう。
今回は作者様にプレゼントさせて頂きました!
トップコート以外は100円均一でも揃うものが多いです。
よかったらチャレンジしてみてください!