ボタンヘアクリップの作り方 前半

皆さんこんにちは。欠 × 環(カケメグル)です。

novalueの投稿も6回目になります。

1~3回目までは、中性的な人物と花のイラストを水彩色鉛筆を用いて描き投稿していました。

4回目からは、趣味のハンドメイドアクセサリー作品の紹介と、簡単な作り方をご紹介してきました。

是非、過去の投稿もご観覧ください。

さて、今回もハンドメイドアクセサリーの作り方のご紹介です。

今回はボタンが作れるシリコンモールドを使って、ヘアクリップを作ってみました。

その作り方を、簡単ではありますが記事にしていこうと思います。

*はじめに

今回使用したアイテムを下記にまとめました。

・UVレジン液

・UVライト

・着色剤(宝石の雫、seriaのカラージェルネイル、その他ジェルネイル)

・トップコート

・金箔

・デザイン丸カン

・ドライフラワー

・ヘアクリップの土台

・シリコンモールド(型)(パーツクラブ)

・ネイル用の筆

・着色剤を混ぜるカップ(シリコン製)

・エンボスヒーター

*今回はテーマを決めて制作してみました。題して「大人のためのべっ甲アクセサリー」。メインのボタンも、冬に似合うニュアンスカラーを色調してみました。

それでは、作り方の説明に入ります。

まずはじめに、メインのボタンの中心部分に少量のレジン液を垂らします。そこに金箔を置き、中心部分を埋めます。

同時進行で、べっ甲も色調していきます。「宝石の雫」よりオレンジ、ブラウン、ブラックの3種類を使用します。それぞれを、レジン液を入れたシリコン製のカップに垂らしてよく混ぜます。

型の半分程の深さまでブラウンを流し入れ、その後ブラックをつまようじ等で少量取って線を描くように引きます。ポイントでオレンジを流し入れ硬化したら、一層目の出来上がりです。

①と②を硬化している間に、メインのボタンの色を決めていきます。今回は2種類作ったのですが、対照的になるように、青とピンクを選んでみました。この記事では青の作り方をご紹介します。

使用した着色剤はseriaのカラージェルネイルの、オリエンタルブルーとシナモンベージュです。シリコン製のカップにレジン液を入れ、この2種類を適量取って好みの色合いになるように色調します。この時、着色剤が多すぎるとレジンがうまく硬化できないことがあるので注意しましょう。

色調ができたら、型の半分程の深さまで流し入れます。このシリコンモールドは気泡ができやすいので、エンボスヒーター等を使って気泡を消しましょう。

③が硬化できたら、③の二層目と②のべっ甲の二層目を作ります。型いっぱいまで着色剤を混ぜたレジン液を流し入れたら、つまようじ等で丁寧に気泡を取り除きましょう。べっ甲は②と同じように、ブラウンを基本の色として流し、ポイントでブラックとオレンジを配色します。

④を硬化したら、裏返してもう一度硬化しましょう。こうすることでレジン液の未硬化を防ぐことができます。UVランプに当てた直後は少し熱を持つことがあるので、十分冷ましてから型から取り外します。

これで、今回のメインとテーマになっている2つのボタンを作ることができました。

次に、白とシルバーのジェルネイルを使用して、お花模様のボタンを作ります。シリコン製のカップにレジン液を入れたら、白は少しだけ多めに、シルバーは少な目に配合して色調します。型の半分程まで流し入れたら、エンボスヒーター等でしっかりと気泡を消してから一層目を硬化します。

⑥が硬化できたら、型いっぱいまでレジン液を流し入れ硬化します。硬化したら裏返して、しっかり表面も硬化させましょう。型から取り外し、筆で少しだけシルバーのジェルネイルを取ります。お花の模様の凹凸に沿って薄くジェルネイルを塗布したら硬化します。その後、凹凸がなくならないように少量のトップコートを塗布して硬化させたら、お花模様のボタンの完成です。

次からの工程は、後半に続きます。

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欠 × 環 (カケメグル)

ハンドメイドと絵を描くこと、カフェ巡りが好きです。自身がXジェンダーというセクシャルマイノリティを抱えていることから、中性的な人物画やアクセサリーを作りたいと思っています。

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